ロマン派の音楽家たちが大挙して出現した社会的背景までもがわかる
 メンデルスゾーン、
ショパン、
リスト、
シューマン、
ワーグナーなどロマン派の音楽家たちの交流を中心に、
19世紀の音楽の発展を紐解く作品。
自分が無知だけなのかもしれないけど、
彼らが全員1810年前後の生まれだったとは。
ハイドン、
モーツァルト、
ベートーベン、
シューベルトなど、
それまでの作曲家の社会的地位は低く、
父子直伝の教育で訓練されたのも、
誰もなろうとは思わない職業だったという指摘は目から鱗。
そういえば、
モーツァルトの葬儀も映画『アマデウス』まではいかないまでも質素に行われただけだった。


 それを劇的に上昇させたベートーヴェンで、
彼が音楽家を社会から尊敬される存在にした、
と。
その流れに乗って一般家庭の子弟からも音楽家が出てきた、
というあたりの背景説明は、
ここまでクリアカットに書かれると新鮮。


 天才ピアノ少年リストは貴族から奨学金を得てハプスブルグのハンガリー領からウィーンに出てきて師事したのがベートーヴェンの弟子ツェルニーだったとは…。
子どもの頃、
いやいややらされていたピアノの「ツェルニー」が個人的な音楽史の中でやっと位置づけられました。


 1828年までのメンデルスゾーン(19歳~)ショパン(18歳~)シューマン(同)リスト(17歳)作品など、
年代ごとに作品が載っていて、
こんなに若書きだったのか、
と驚く。
ショパンがポロネーズ8番をそんなに若い時に書いてるとは…。
ショパンはエチュード1-12番を19歳から書き始めているのにも驚く。
音楽家は神童が多いから、
若書きでも関係ないんだな。


 しかし、
メンデルスゾーンもショパンもあっけなく死んでしまうし、
シューマンは自殺未遂のあと精神病院で死ぬ。
いまのリサイタルの原型をつくったのはクララ・シューマンとリストだが、
シューマンとクララの結婚生活はたった17年だったというのにも驚く。
ロマン派の音楽家たち: 恋と友情と革命の青春譜 (ちくま新書1252)

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