「総ざらい」シリーズ３刊目。重巡に絞った構成は良いが水偵解説はゼロ。

amazonではなく、
地元書店で購入しました。


総ページ数は136ページ。
うち130ページはとにかく重巡を掲載。

既刊の「駆逐艦」「航空母艦」とも同じ本体価格（2,100円）と、
同じ
ページ数ですが、
今回は「巡洋艦」とせず「重巡」に絞ったお陰で、

内容が濃く、
個人的にはとても気に入っています。

（恐らく軽巡洋艦も出るでしょうから、
「巡洋艦」とした場合に比べ
出費が２倍になりますが・・・）
惜しむらくは艦船本体ではないものの重要な位置づけになる（筈）の
水上偵察機の解説はゼロに近いです。
艦橋についてクローズアップさ
れているだけにこの点は残念。


３刊とも同じシリーズながら、
目次には幾分差異があり、
今回は
艦型別解説を先頭に、
兵装解説、
キット紹介、
製作記事等々が
続きます。


「航空母艦」では掲載が無かったパーツからみる兵装解説が復活。

これは嬉しい！これだけでおかず無しでもご飯おかわり３杯いけます。

機銃の解説は省略されていますが、
これは「駆逐艦」を参考にせよ、

という事でしょう。
一方で、
各種電探（レーダー）が掲載されてます。

前述の水上偵察機についての解説はここでも無し。


製作記事については、
初心者〜上級者いずれの方も満足できるで
あろう内容になっていると思います。
架空艦製作記事（鈴谷改）が
掲載できるのも、
「重巡洋艦」に絞った恩恵かと。