読んで損は絶対しない

ほかの方の評価では、
「ストーリー展開が早すぎる」、
「練習についての描写がない」ということにおいて評価の良し悪しが分かれているようですが、
それはきちんとした先生の考えあっての流れだと思います。
人気が安定する前からのゆっくりとしたテンポの作品は、
週刊連載のジャンプでは読者に飽きられ、
そのまま打ち切りになるというケースは少なくありません。
また同雑誌で歴代ヒットされた作品の多くも、
人気が安定する1縲鰀6巻ほどはハイペースで進む傾向が多く見られます。

今のところ1巻から3巻を読んだ時点では、
それと同じような傾向を感じているところです。

物語の進みがハイペースであるのは、
藤巻先生の仰る作品に対する「まえのめり」の姿勢の表れかとも思います。
絵も丁寧ですし、
オマケの書き下ろしも豊富。
そういった作品に対する先生の姿勢はとても好印象です。


「もっと細かい描写がみたい!」
人気が安定して、
先生も安心して描ける状況が生まれれば、
きっと見ることができます。


とにかく周りの酷評に惑わされて、
これから伸びるかもしれない作品をつぶしてしまうのは本当に勿体無い。
読んで損をするということはまずないです。