音楽の新しい解釈や人生の教訓を求める本ではない
小説やマンガを読んでいると、
作家が好きな音楽が物語の中に出てくる事がある。

たとえば朝井リョウはいきものがかりを登場人物が聞いているという設定で出す事が多いし、

通なんだなと思わせたいのかと勘ぐるほどにジャズやクラシックのまめ知識を入れ込んでいるBL作家も多い。
(これはいわゆるオサレ系、
セレブ系のカテゴリにあたるのだろうが)
どれにしてもその作品が、
何かの音楽やバンド、
曲名を出す事で作品の色を分かりやすくする役目を担っていると思います。

(朝井さんの小説は高校生が聞いているという青春色を出すために使っているのでしょうが、
それがかえってバンドのイメージに頼りすぎていて
物語を浅く感じさせる部分もあるにはあった。
とくにデビュー間もない頃の作品)
でも、
作品を作るにあたって音楽がとても大きくその人の色を作ってきたんだなと分かる1冊がこれです。


この作家やタレント、
作曲家達のあげる曲は意外にメジャーなものが多い。

いかにも通ぶった、
誰も知らないようなところをついてくるのかと思いきや、
ブルーハーツだったり尾崎だったりミスチルだったり有名なクラシックだったり
とにかく意外とベタなんです。

でも、
そのバンドや曲がどうして心に触れたか、
この音楽が時代の中でどういう役割をしているから自分とフィットしたか
なぜ青春時代にこの曲をきいていたか。

それぞれ著名な小説家があげる音楽とその気持ちは、
意外なほどかしこまっておらず通ぶっておらず高尚でもなく
普通の人とかわらない若者だったりするんですね。

なので最初に読んだあとは、
拍子抜けするほど新しい感覚がなく、
まあこの人じゃなくても言った事なんじゃないか…なんて思ってしまうのです。

けれどそれぞれの作家やタレントが作る作品、
生きている様を念頭においてもう一度読むと、
なんだか感慨深いものがあるなあと思いました。

音楽の新しい解釈を知りたいとか、
わりと知られていない音楽を知りたいとか、
音楽からこういう人生教訓や道徳を学びたいとかそういった事を求める人には向かない本です。
あまりにも普通すぎて。
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