これはホントに解りやすい戦後歴史の教科書
【概要】
 池上彰氏による愛知学院大学での講義を本にまとめたもの。
講義は経済学部生のみならず、
経済学を学んでいない学生や一般人向けに構成されています。
内容としては、
第二次世界大戦後の日本とそれを取り巻く世界を中心に、
「経済活動」という視点から今の日本がどうやって出来たかを懇切丁寧に解説しています。


【レビュー】
 戦後の日本がどのように復興して行ったかを経済学の知見から非常に分かりやすく説明してくれています。
戦後に年金を日本政府が払い、
お金が大量に出回ったがモノがないため大変なインフレになったことで、
闇市が流行ったこと。
そのインフレを抑えるために政府が銀行からお金の引き出しを大幅に制限(かつ新円切り替え)したこと。
GHQによる財閥解体で個人で儲けることが認められ、
生産性が非常に上がったこと。
逆に、
ソ連や中国では農業集団化で一気に生産性が落ち、
何千万人が死んだこと…etc

 歴史の授業で単体の事実として認識されていたものが、
「経済学」というストーリーの中で一気にまとめられるのを感じることができると思います。
本書では経済学の、
つまり社会主義と資本主義の対立の歴史を軸に話が進められていますが、
これは戦後の歴史そのものですから、
経済学という視点に留まらない知見を得ることが出来ると思います。


【感想】
 今は、
インフラも整ってて清潔好きでマナーも良い日本人の像が出来上がっていますが、
戦後から東京オリンピックまでの日本は、
舗装道路はないは、
トイレは垂れ流しだは、
輸出製品の質は悪いはで、
そこまで出来た国でも国民でもなかったことが分かります。
中国人に限らず発展途上国の品性をたまに批判するニュースを見ますが、
それは40年近く前の日本人の姿でもあるのですね。
中国に限って言えば文化大革命がモラルが一回崩壊しているとのことなのでそれも影響しているのでしょう。


 400頁近い本ですが、
読んでいて興味が尽きず一気に読んでしまいました。
口頭での講義内容を本にされていることもあり、
理解に苦しむ表現、
文章など全くありませんでした。
著者の「知識力」、
「論理力」、
「伝える力」にはただただ脱帽です。
池上彰の「経済学」講義 歴史編 戦後70年 世界経済の歩み

その他の感想

シマシマがなければなぁ~
アジ、メバル用に
windows10に使える~
安くてかっこいい
アイリスとレニのテーマがお気に入りです。
富裕層と貧困層の住む住宅が、7つの階層に色分けされたロンドン市街の地図
夢中になって読みました!
つめは甘いが重量とライトアップ機能で満足感UP!
Nexus7でPCと接続用に使用しています
きのうの敵はきょうの友
内臓トレーニングのやり方の本ではない
見えません。
押井守の考えを知ることは、今後の作品の理解にも繋がる
総合的に良いです
書名のように、ふらりと旅に出たくなります。あれこれも食べてみたい!
これからの必需品
肉厚でトレーニングにはピッタリ
nihonngo denaiyo
パジャマでも、テンション上がるにゃ~!
かくも深く、楽しき孔子の世界!!
値段も安く、品質に問題もありません
ジムトレーニングウエア
お得ではあるが
助かりました ε〜(⌒。⌒;)
iphone5sを使用。このトランスミッターに「密着」させ続けることが出来れば、ノイズゼロで使用可能。
iPad mini 車に奇麗に取り付きました
コレクションに
裏の天皇から表の天皇の手紙妨害された
キータッチ・反応ともに非常に良好。Mac でも使用可能。
戦後から手付かず? 戦中後のAsia圏外国民の居住区等あったわけが無くなり?新時代では国際標準の居住区無く外国民を受け入れ空き部屋に充填?国のタタズマイが・・・日本らしくない【よそ様】に、失礼な状態。
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