グループとしての一体感が味わえる傑作アルバム

バラエティに富んでいるけどしつこくない。

粘っこいはずなのにスッキリしている。

いろんな具材を煮込んで丁寧にアク取りしたような感じと言えばわかりやすいだろうか。


前2作のリードボーカルはすべてスーザン・テデスキだったが今作はマイク・マティスンのリード曲が
2曲あるのもアクセントになっている。
グループとしての一体感は本作が一番だろう。


ボーカルも楽器の一つとしてギターはもちろんのこと多くの楽器と混ざり合っていくのを耳にするのが最高に心地よい。


新しいことは何もやっていないはずなのに唯一無二の音が聴こえる、
そんなアルバムでした。