営業部門が直面するリアルな葛藤や状況（あと解決方針）がわかる本

「解決策やフレームありきの論調」ではなく、

営業部門が直面する「リアルな課題感」を把握したいと思い、
購入。


世の中に存在する営業部門向けソリューションの売り文句を見てみると
課題⇒解決策の表現が表層的に感じてしまうことがある。


この原因は、
おそらく現場や当事者のリアルな悩み、

葛藤を把握（想像）しきれていないことにあると思う。


本書では「～ができない理由」「～の原因」といった見出しで
具体的な状況やケーススタディが会話調で表現されている。

きっと営業部で仕事をしたことがない人にも雰囲気が伝わりやすいのではないだろうか。


非効率な会議、
非合理な慣習等々・・・
中堅～大企業の営業部門では「あるある話」かもしれないが、

在籍経験がない人にはその実態が伝わりづらい。


そういった意味で、
本書は営業現場のリアルな雰囲気を知る上で最適な本だと思う。


あと、
イラストが素敵です。