火星で生き抜く底力
宇宙ものは数あれど、
これは非常に技術面や専門分野のところも踏襲されている印象をうけます。

だからかリアルに感じられる。

火星においていかれて一人きりで生き抜く主人公が、
どこか飄々としていてジョークまじりで、
生き抜く事そのものを楽しんでいるように感じるのが面白い。

そしてこの主人公と、
他のステーションにいる人物やNASAの人物など、
場所が違う登場人物からの視点でも描かれており
そのいったりきたり具合と物語の進行がスムーズで読みやすかったです。


しかし読んで思うのはやはり、
生き抜くには知識と機転力がいるんだという事。

主人公は植物分野でスペシャリストだったわけですが(だからこそ火星で生き抜く事ができたのかもしれない)宇宙に行く人はいろんな分野から一流を取り揃えているんだなあと感心しました。

そして、
それぞれが独立し信念をもっていなければならない。

働く人にもいろんな考え方があって、
予算と対外面と人情がせめぎあう。

なんとなくチャレンジャー号の事故の事を思い出しました。
あれも、
結局は乗組員の事を案じ最初からずっと「このままでは危ない」と言い続けた人がNASAをやめる事になり
予算と対外面を重要視した人はそのまま残留した。

この物語でもそういう理不尽さを感じる部分はありましたが、
逆にリアルにも感じられました。


わりとスピーディーに進むわりに専門的な色も強く、
エンタメ性もあって面白かったです。

やはり宇宙とか、
特殊なものに関してはそれなりに理屈も入っていた方が楽しく感じます。
火星の人〔新版〕(下) (ハヤカワ文庫SF)

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