フラッシュ・ボーイズ続編(別編)
 本書は、
2014年10月に刊行され論争を巻き起こした、
米国の高頻度トレーダー(HFT)を描いたマイケル・ルイス著「フラッシュ・ボーイズ」の続編(別編)ともいえるものである。
「フラッシュ・ボーイズ」がプレーヤーであるHFTに焦点をあてたものであるのに対し、
本書はその舞台となった取引所(の進化)が主役である。


 卓越した一人のコンピュータ・オタク、
ジョシュア・レヴィンが「コンピュータを通して世界を変える」という目的のために、
「ウオッチャー(ナスダックの取引記録を取り込めるシステム)」、
「モンスターキー(時間より価格優先という規則を利用した発注システム)」、
さらにはマーケット・メーカーを迂回できる画期的電子プール「アイランド」を創造したことで、
取引所間の絶え間なき技術革新/競争が引き起こされ、
やがてはNYSE(ニューヨーク証券取引所)やナスダックという金融の中心に位置する取引所が変革にさらされ(NYSEはアーキペラゴを、
ナスダックはアイランドを飲み込んだ)、
さらには新種の取引形態やプレーヤー(HFT)も産まれるに至ったという実話である。


 すなわち、
フェディリティやバンガードのような大口投資家(ホエール)が、
彼らの注文に先回りして小銭を稼ごうとする新種のハンター探索アルゴリズムから逃れるべく、
NYSEやナスダックのようなリットプール(照らされた取引所)からダークプールに避難したが、
そこもまたアルゴロボが占領するようになっていったのだ。
例えば、
2009年時点でHFTは米国株全体の取引の4分の3を支配しており、
また、
2012年までに、
ダークプールと金融機関の店内取引が全取引高の40%を占めるようになったとのことである。
さらに、
ホエール・ハンティングだけでなく、
「「競合するコンピュータ・アルゴリズム間のグローバル競争」」で「市場は「いろんな種類のピラニア」が高速・狂乱状態で互いを食い合う湖へと進化した」(p.101)のである。
ウォール街のアルゴリズム戦争

その他の感想

専門の工具は全然ちがいました
デールカーネギー流セールスがここまでスゴイとは!
縫い目が・・・
ベビーのクリアカラーはあまり使わないが。
「カレーライス」の全てが分かる本
友人に頼まれて注文しました
MeMO Pad 7 ME572 用に
最近流行りの独立型イヤホン
タブレットの入るバッグを探していたのですが……
着火するにはコツがいる
いい物でした。
経営にまつわる簡にして要を得た金言が多い
さすが,HOZAN
岡田恵子
ガルパン面白辞典
ベージュじゃなくてクリーム色!?
sophisticate?・・否
FMチューナー用に導入。効果ありましたが、増幅レベルが可変でないのが残念
65cmの折りたたみ傘はなかなか購入できません。
子供が気に入ってました
コストパフォーマンスは高いです。
使っていくうちに色が変わります
ウェーブの広がりが落ちつきます
6年の軌跡。
厚手でしっかりしたパイル地で大満足
重厚で緊迫感のある、「読ませる」警察小説。
最高のデュオ
うまく動かない。
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