きっちりしすぎない内容

ベストセラーとなった『「捨てる!」技術』以来に、

辰巳さんの本を拝読しました。

離婚も再婚もし、
人生経験豊かになってからの著作。

文字も大きめで見やすく、

ゆっくりと読ませてもらいました。


文章を読んで、
みたいなぁと思うところが、

少し離れてはいますが写真で出ていて、
嬉しいです。


「捨てる技術」の印象で、

さぞ、
こざっぱりとした物のない家にお過ごしかと思いきや。

古い家をリフォーム。

大好きな小物たちに囲まれて、

いい意味で生活感がある暮らしに、
ほっとさせられました。


ほかにも、
新しい家族のために生活してきたルールを変えたりと、

臨機応変にすごしていらっしゃいました。


また、
若いばかりはない、

美しく年をとってきた自分の体を愛したり、

生活の未完成さをいとしんだり。

円熟されてきた方の生き方が、
素敵でした。


こざっぱりと暮らそうと思って、
しまいこんでいた小物たちを
早速引っ張り出してきて、
パソコン机に置いてみました。

その場所から離れても、
思い出すだけで、
幸せな気分になれました。

厳しい整理整頓だと思っていた本から、

思わぬいいきっかけをもらって、
ありがたかったです。