西部の町で謎解きに挑戦！

Magic Tree Houseシリーズ
語数　6,147　　　　　　YL 3.2

アメリカの小学生に向けて書かれた児童書で、
魔法の木の家から冒険に
出る人気シリーズの第10作目の本で、
＃9〜＃12までの謎解き冒険物語
シリーズの中では二冊目の本です。


Jackは８歳半の男の子。
妹のAnnieは７歳半でまだ幼い面も残っていて、

好奇心旺盛な女の子。
この日は、
マジックツリーハウスで、
"M"から
『Days of the Wild West』という本と、
なぞなぞが書かれた紙を渡され
ます。
Master Librarianになるために解かなければならないなぞなぞが
あと３つの残っているうちの１つを解きに、
願いをかけて２人は冒険に
出ました。


着いた先は、
ゴーストタウンと化した19世紀後半の西部の小さな町。

人影も見えないこの町の一つの店に入り、
カウボーイハットとブーツを
調達した２人のもとに、
馬に乗ったカウボーイがやって来ました。
２人
は樽の中に身を隠して、
彼らの会話を聞いたところ、
彼らは馬の盗みを
繰り返す集団で、
ついて来られない仔馬を捨ててきたというのです。

そして、
集団の中にいるその母親の馬は、
仔馬のことが心配な様子です。


彼らが去った後しばらくすると、
その仔馬が母親を探して町にやってき
ました。
Annieがその仔馬を手なずけSunsetと名付けたところに、
Slim
という名前のカウボーイがやってきました。
そして、
３人でSunsetを母
のもとに戻し、
盗まれた馬を開放するため、
先ほどの悪党集団を追いか
けていくことになります…。


ストーリーの進展とともに、
Slimと２人の心の交流が次第に深まってい
って、
最後は思わずほろっとしてしまいます。
"M"から与えられた謎解き
も進めながら、
拡散したストーリーが最後はきれいに収束していくのも
見事です。
mustang, yonder, knack, clump, corral, loco, canteen,