藤田氏の仕事観が具体的に語られており、興味深い!
  ビジネスリーダーとして抜群の才覚と判断力で成功しているサイバーエージェントの藤田晋社長が著者に名を連ね、
その題名が「運を支配する」である。
運に対して人間は受動的なもののように認識していたが、
「支配する」ほど能動的でありうるのかと、
思わず書店で本書に手が伸びた。

 共著者の桜井章一氏は、
麻雀で20年間無敗の「雀鬼」の異名(ご本人はこの呼称がお好きではないようだが)を持つ方で、
主催する麻雀の道場に藤田氏もかつて通っていたそうである。
藤田氏が昨年、
「麻雀最強位」タイトルを獲得していたとは驚いたが、
麻雀とビジネスは、
不平等なところからスタートする点、
忍耐力を要す点など共通点が多いというのが藤田氏の意見である。

 本書は、
第1章「ツキを整える」、
第2章「運をつかむ人の習慣」、
第3章「悪い流れを断つ」、
第4章「ツキを持続させる」、
第5章「運をまねく作法」からなる。

 先ず、
桜井氏が各章のテーマに則り、
自身の人生哲学に基づく見解を述べ、
続いて藤田氏がビジネスの現場を踏まえて語るという形式で、
合計39のポイントについて2人の意見が示されている。
幻冬舎の見城社長との共著である「憂鬱でなければ、
仕事じゃない」に比べ、
藤田氏の仕事観が具体的に語られており、
興味深かった。
サイバーエージェントでは、
突然、
理由もなく、
順調な部署の人員が半減されたりすると聞いていたが、
本書でその理由も分かった。
総じて、
なるほどと頷く箇所が多く、
読んで有益だったと感じている。
自分の仕事に対する姿勢を改めて見直すことができた。

 タイトルにある「運」について、
桜井氏は決して不合理であったり理性ではかれないものではなく、
当人の日々の行動や平素の考え方、
仕事や生活に対する姿勢などが「運」という形で表れたものだとし、
藤田氏も、
「正しい選択」と「正しい努力」をしていけば、
「運」は複利のように積み上がるという。

 ビジネスパーソンにも、
そうでなくても人生を向上心を持って生きたいとお考えの方に、
有益な本ではないかと思うが、
終盤の内容は前半ほどの魅力に欠ける部分もあったように感じたので、
星4つにさせていただいた。
運を支配する (幻冬舎新書)

その他の感想

以外と頑固に使えます
私のとってバイブルの改訂版
とても癒しになります。
一々、指で字を拡大しながら読まないといけない。知らなかった。
アクリルガッシュは必ず使います。特に白。
ローマ好きは買い!ただ操作性が・・・
糊付け作業のエコアイテム
中身の薄い本
物は良いが。。。
少し買いすぎでした。
ヒューズボックスからの電源取得に
やっぱり……
大切な夢を持っている方へ
場所を取っていたフィルムを片付けられそうです
近所の農家の人みんなこれ。
詰めバナナ
写真と違った。
最後の問題にミスあり
傑作サイコ『サスペンス』
最後まで興味が尽きる事がない好書
3個入りが注文できない
風味
損はしないと思います
教養としての生命科学
電源連動機能には注意
暗記例文集
「辞書を読む」入門として
やっぱりアマゾンは安い
聖書入門には最適。絵もきれいでうまいし、重要エピソードもよくまとまっている。
戻る