素敵な、おとぎ話のような、でも本当にある世界

最近、
偶然著者の動物たちの写真をTwitterで見かけて、

以来すっかりとりこになってしまいました。

この本が出ると知ってから、
発売を待ちわびていたので、
ワクワクしながら
ページをめくりました。

砂漠の国で、
のびのびと心地よさそうに暮らす動物たちと人。

もう、
どの写真にもぐっと心を奪われてしまいます。


そこにいるのは、
確かにうちでも暮らしている猫と同じ生き物のはずなのですが、

砂漠と青い空を背景に優雅に歩く姿はお伽話の世界を見ているような
不思議な気分になります。

砂漠を毎日お散歩しているからか、
うちの見慣れた猫たちに比べて写真の中の猫さんたちの
脚のたくましいことに驚き、

けれど寝顔や仕草はまるで同じなことに微笑ましく思ったり。

ガゼルや鳩、
犬に兎など、
珍しい生き物、
見慣れた生き物たちが
家族のようにゆるやかに暮らしている様は、
夢の国の世界のようで、
見ているだけでドキドキします。


ご夫婦で「動物は飼わない」と決められたという最初の約束から、

今の大家族に至るまでの、
それぞれの動物たちを家族に迎えるエピソードもまた
じーんとします。

導かれるように家へとやってくる動物たち。
どの写真も、
動物たちは皆安心した、

満ち足りたような表情に見えます。


ページをめくるたびに異世界を旅しているような気分にひたれる素敵な本です。

これからも、
もっとたくさんの写真を見てみたいなあ。

特に、
猫のあびあびさんと兎のぺてぃぺてぃさんの不思議なペアからは、
目が離せません！