ファンタジックでリアル。未来の自分が会いに来たら…?

未来の自分(57歳)が、
現在の自分(32歳)に会いにくる、
ちょっとファンタジックな設定のドラマ。

レンタルで鑑賞して心奪われた作品でした。
あまりに気に入り、
韓ドラでは初めてBOXを購入。

何度も見返したいのでいい買い物をしたと満足です。


テレビ局を舞台とし、
放送倫理や社会の理不尽をストーリーや登場人物と密接に絡めた点がおもしろいし、
痛快。
行き過ぎた報道、
権力に弱いテレビ局などの問題点を取り込み、
批判精神を持ち続けたのがよかった。

ロマンチックになりすぎないストーリーバランス(あくまで“バランス”の問題。
ロマンチック要素も期待して頂いてOKです◎)が個人的にグッときました。


未来の自分と対話する現在の自分、
というのも泣かせました。
この点に惹かれるのは、
私の年齢が主人公と同じ30代という要素がかなり大きいです。
(笑)
年代によって見方が変わるおもしろい作品だと思いますよ。


主人公ナ・ミレを演じるユン・ウネさんの髪型にも注目です。

主人公の性格や生活形態を研究し、
やぼったいけどキュート、
朝は結ぶだけでいいヘアスタイルを考えてあの髪型を選んだそうです。

私はウネさんのファンですが、
個人的にこのミレ役が見た目も一番好きです。


年齢を基準とする上下関係が日本よりも明確に存在する韓国。

ミレの新しい職場の先輩は年下で、
「私は後輩が年上だと気を遣うからイヤなんです」とハッキリ言われてしまいます。

このシチュエーションにハッ、
と心を衝かれた方には「未来の選択」一見をおすすめ致します。