「二つの中国」に翻弄された歌姫の孤独
現在テレビのニュースで盛んに報道されている中国の反日デモ。
コメンテイターのなかにはこれは天安門事件の反動だという人もいる。
もしそうであるならばこの反日デモを見るにつけ私が思ったのは、
もしテレサ・テンが生きていたらこの光景をみてどう感じるのだろうかということだった。
そんな中テレサ10回目の命日を前にして有田芳生氏の待望の新刊「私の家は山の向こう-テレサ・テン十年目の真実」が発売された。
本書を読んだ後に反日デモを見て感じたのは中国政府の本質は天安門事件の後も全く変わっていないということで、
むしろ内包する矛盾は広がっているとさえ思えた。

 著者の有田氏と言うとどうしてもオウム真理教、
統一教会、
はたまた「ザ・ワイド」のコメンテイターとしてのイメージが強いが、
これまでにも「歌屋 都はるみ」を著しているように人物ノンフィクションの分野でも好著がある。
これはテレサが亡くなった直後に出ると言われてなかなか出なかった本で、
10年目にして正にやっと出たという感じである。
本書はテレサの遺稿である「星願」に見られる孤独感、
絶望感はどこから来たものなのかを手掛かりに、
「二つの中国」に翻弄されたテレサ・テンという一人の歌手の実像に迫っていく物だが、
「十年目の真実」という副題にあるようなセンセーショナルなものは無く、
丹念な取材によって掘り起こされた事実が書かれているだけである。
そこには没後10年という時間が文章全体に落ち着きを与えていて、
それが読み手にも変な感傷にとらわれることなく読めるという効果につながっている。
それだけに却って切なくテレサのCDを聞きながら読むと涙が出てくる。
テレサに関するノンフィクションとしては平野久美子氏の「華人歌星伝説-テレサ・テンが見た夢」(晶文社)と並ぶ好著だと思う。
私の家は山の向こう―テレサ・テン十年目の真実

その他の感想

未だ結果出ず。
TVチューナーがBS・CSにも対応!
システム等は上巻と変わらず
進化しているのか?(笑)
指を圧迫
「読み手」を選ぶ著作、魚川氏の「締めくくり」作品か
やはりBOSSは最高、日本製品最高
ママがえらい!
スリムな感じに
購入される方へ
小学校低学年の我が子にもたせてみました。ちょっと大きい。タッチはスムーズ。ゲームが少ない
充実した内容
見た目がオシャレで履きやすい。らしい。
SSはかなり小さいです
値段の違いは?
笑えるぐらいに面白い雑誌
服が…
木工経験者にオススメ
2つ買いました。
キタコCDI
三沢社長 夢と希望をありがとう。
中世の衣裳
生損保業界では常識
おしゃれな透明なケースに入ってました。
またしてもゴムが劣化。。。
ほぼ満足!!
ドラクエ11目当てで購入しました!
タイトルの意味を読み、考え購入すべきでした.
平成26年の本試験レベルを掴んでいました。
私もかっさわれました
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