もっと日本で知られてもよい小説ではないか
主人公のJoe Pittはヴァンパイア。
といってもドラキュラ伯爵のようなVampireではなく、
Vampyre。
そう、
彼はvampyreウィルスに「感染」したヴァンパイアなのだ。


物語はPittがゾンビ・ウィルスに感染した人間を調査する場面から始まる。
感染者数名を「片づけた」Pittだったが、
感染元となる人物が判明しない。
一方、
とある金持ちの女性からPittに対し、
「行方不明になった娘を探してほしい」という仕事の依頼がくる。
どうやら彼女はPittがVampyreだということを知っている模様。
そしてその夫である研究者との接触。


いくつかの派閥に分かれて縄張り争いをするニューヨークのVampyre達。
その中にあってPittは一人、
どの派閥にも属さず仕事をする。
事件が積み重なり、
一見関係ないと思われた出来事が一本の線でつながったとき、
ものごとは加速度的に進みだす。
そして、
とある事情から「血」を絶たれたPittにも驚くべき変化が訪れる。




この本を購入する以前は、
作者の名前を聞いたこともなければ本の内容がだいたいどういうものなのか一切知らなかった。
いわば、
全く白紙の状態で読み始めた。
結果は正解。
主人公であるJoe Pittの一人称による語りは、
小説の背景(登場人物の多くは太陽の光が届かないところ、
あるいは夜しか活動できない)とも相まって、
物語に独特の影を落としているが、
これが良い。
主人公以外の人物もキャラクターの輪郭がはっきりわかるように描かれている。
探偵小説的プロットも良い。
必ずしもミステリーという範囲の小説ではないが、
謎が解決されるのも良い。


なお、
Joe Pittを主人公とするこの物語、
Joe Pitt Casebooksという名前でシリーズ化されており、
現在まで本作以外に4作が刊行されている。
ステファニー・メイヤーの描くようなヴァンパイアものを期待している方にはどうかと思うが、
ノワール的、
というか、
著者のCharlie Hustonが言うところのパルプ小説的なヴァンパイアものを志向される方にはおすすめです。
Already Dead: A Novel

その他の感想

値段相当ぐらいの理解が必要
切替後のモデルもこれまで同様使いやすい
楽しみなランチボックス!
唯一無二の和メタルサウンド再び
神本!
期待以上の出来です
期待外れ、防水の効果がないののにがっかり。
ピアノとギターのリアルな美音に聴き惚れました
評価点4.5点。
楽しい。が、疲れる・・・
戦後宗教史の要所を平明に論述
初トレース台
安くて美味しい唐揚げです。
24時間365日
鼎談も売れるのですね。
任天堂のレトロゲームの曲を聴けるが・・・
何か間違ってない?
やや塩辛いが、高タンパク、低カロリー
1年程度で難あり(自己解決済み)
見て楽しめる本、リフォームの段取りが分かる
ほのかな残り香です
Popsicleは健在です
ピッタリのカバーでした
思っていたより安くてびっくり!
起動しませんでした→起動はしたけど
iPhone 5S で成功
悪性リンパ腫に罹って
ボロ
真剣にiPhone5を自転車に取り付けるケースを探してたら選択肢がこれしかなかった
ベストセラーになっているようですが…
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