正直、呆れました（もちろん良い意味で）

この前号VOL１が凄まじく濃い内容だったので、
「この濃さが維持できる筈がないから、
期待６０％で読もう」
「そんなに昭和特撮ネタが転がってる訳がないよ」と思ってましたが、
実際に読んでみて「洋泉社を舐めるな！」
と言わんばかりの情報カウンターパンチを喰らった気分です(笑)

新規ガメラ映像もさることながら、
平泉成さんインタビューは、
大映作品（ガメラ・大魔神・妖怪）、
ゴジラ
ファイヤーマン、
ウルトラマンガイア（・・・凄いご出演歴ですね・・・）を始め期待通りの内容でしたが、

「これぞ洋泉社の特撮愛！」と感じたのは、
第一作ガメラの記者役：山下洵一郎さん、
船員役：河原貞文さん
（「あゝ零戦」の方が出演シーンが多い）たちのインタビューがされています。


またウルトラセブン１４・１５話でドロシー・アンダーソン博士を演じた俳優さん（結果的にご逝去されてましたが）を
探し求めたり、
一方マービン・ウエッブを演じた俳優さんの居所を突き止めたり（記事はないです・事実のみ）、

前号のベルベラリーンさんの記事といい、
この執筆陣は、
本当に仕事ではなく、
純粋な「特撮好き」という衝動で
動いているのだな、
と感じます。


ゴジラ対メガロの伊吹兄弟（佐々木勝彦氏＆川瀬裕之氏＝当時子役）のごく最近のツーショットスナップなど、

「頁をめくるたびに驚きが有る」ようなイメージを抱きます。


古くは、
昭和３０年代の「空飛ぶ円盤・恐怖の襲撃」（ヤフオクで１６ｍｍフィルムが奇跡の出品をされた経緯、

現在ＤＶＤ発売に向けて修復中等の情報）から、
近日公開予定の「サクラ花」、
「海難１８９０」の幅広い特集記事。


更に１９６０年代の「東宝スタジオメール」のフォーマットをパロディした「シン・ゴジラ」の関連記事を
「秘宝スタジオメール」と称して掲載しているのには、
膝を叩いて「センスがいい！アイデア出した人はエライ！」
と笑ってしまいました。


次号は２０１６年予定、
としか書かれてませんので、
次号発刊を応援する為にも、
ファン・特撮好きは
無条件で購入です！！