目からウロコの水彩技法満載の一冊!!
画家のグラハム・スコールズ氏が教える水彩技法の本です。


「画材」の章では屋外写生で使う道具、
筆の種類とスポンジなど筆以外の道具、
絵具と紙の説明、

写真の活用術について語られています。

特にドライブラシの筆運び、
絵具の透明度・定着度・質感についての色見本による説明、

少ない色で作る混色の方法が役に立ちました。


「構図の基本」の章では構図のバランスの取り方、
視線の導き方、
問題のある構図の例、

遠近法についての簡単な説明、
スケッチの道具、
ラフスケッチの描き方、
スケッチに明暗を付けた習作、

溝によってハイライトを付けるデボッシングについて紹介されています。


「テクニック」ではウェット・イン・ウェットとにじみのやり方、
淡い色から濃い色へと塗っていく
重ね塗りの基本についての説明、
スパッタリングによる質感とマスキングを使った作例、

マスキングを使った風景画、
部分に分けて描く紫陽花が紹介されています。

中でも絵具の定着度を利用してこすり落とした部分の下地の色を浮き出させたりハイライトにする作例、

何度も色を洗い流すことによって濁らせずに重ね塗りをするウォッシュ・オフ、
水に写ったものの描き方、

水の流れを描いた作例が参考になりました。


「白抜き」ではマスキング液を使って描くシダ、
塗り残しとグレーで描く木立、
カラフルな白抜きの作品が
紹介されており、
これらの技法を使えばかなり複雑なものも表現出来ます。

「スタイル」ではグラハム氏の作品と経験を例に自分らしい作品の描き方、
テーマの見つけ方が語れています。


今まで多くの水彩技法書を読んできましたが、
本書ほど様々な技法や描き方の基礎について
丁寧に教えてくれる本はありませんでした。

作例も制作手順と使う色が写真と説明文で示してあり分かり易かったです。

また紙の湿り具合や筆の扱い方、
構図と言った初心者がつまづきやすい事から、
こすり落とし、

白抜き、
ウォッシュオフといった上級者向けの技法まで紹介されています。
グラハムおじさんの風景画教室

その他の感想

非常にわかりやすかった。
新しいことを始めたのに説明が極めて不親切
心豊かで、ぜいたくなCDセット
今回の構成はあまり好きじゃないです
「い、痛でぇー」と叫び声も出ないくらい
毎日たったの30分ほどのトレーニングで
気の利いたブックカバーのようだ
失われた時を求めての…
慣れが必要かな?
付録が目当て
個体によってはリタッチが必要かも?
小さいな場所でも楽しめる
良い感じになりました。
レビュー最後の※を強く留め置くと良いでしょう
寒さにはもってこい
強さが…
心おだやかに
麦の甘みを感じました。
仕上がりは綺麗ですが・・・
いいと思います(^ー^)
寺を歩く
この価格なら、動きにも節度があり充分満足できる商品だと思います。
まあまあ楽しめる
自分が話したいトピックについては話せるようになりそう!
データが古い
産後に必要
白の方を買いました。
小学1年生の子供が喜んでいます。
幼生ニルヴァーシュがかわいい
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