未来のためにもう一度70年代を生きる、単なる回想を超えた感動的な青春物語
本書は、
スタイリスト歴40年の著者が描く、
70年代の原宿・表参道の青春群像ということですが、
単なる“回想録”ではありません。


著者がまえがきで「未来のために、
もう一度20代を生きる」と書いているように、
あくまで現在、
未来を前向きに生きるためにあえて日本の青春時代(60〜70年代)を振り返ろうという、
ポジティブな意志に貫かれた本です。


本書に描かれる、
著者の青春時代(田舎から出てきた女の子が東京のど真ん中でフリーのスタイリストとして成功するまでの冒険物語)は、
いまの時代にも十分通用する感動的な青春ストーリーです。
都会の真ん中で、
けなげに奮闘し、
そして何かをつかんでいく姿に、
思わず泣けてしまいました。


私自身は、
70年代前半に生まれましたが、
著者の「映像的な」文章を読んで、
なつかしさを感じるとともに、
これは「いつの時代にもある、
普遍的な青春物語」なんだということに気づきました。


また、
本書は、
写真も豊富で、
デヴィッド・ボウイやT・レックスといったスターの貴重な写真もありますが、
著者本人と友人の若いクリエイターたちの写真がなんとも言えない、
いい雰囲気をかもし出しています。
どれも、
時になつかしく、
時にもの悲しく、
そして、
時にファッショナブルです。
特に、
著者本人のヒッピーファッション、
そして著者の友人であるデザイナーの鳥居ユキさんの60年代の写真は、
単なるファッション史というだけでなく、
時を超えた「新しさ」があります。


たとえば、
本書後半に、
田口ランディ氏との対談が収録されているのですが、
田口氏の「なつかしい未来、
70年代」「アヴァンギャルドだけど、
なつかしい」という発言は、
本書の特色を端的にあらわしたものと言えるでしょう。


当時のことを知っている人も、
そうでない若い世代でも、
楽しめて、
ちょっと泣ける、
感動的な本なのではないでしょうか。
表参道のヤッコさん (河出文庫)

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