貴重なルーマニア語の入門書だが,まるで整理されておらず校正も雑
もともと「『世界を学ぶオリジナル語学教材シリーズ』として 1998 年に大阪外国語大学から発行されたもの」(p. i) だと言うが,大学書林さんの語学書とは思えないほど粗雑な作りであると言わざるをえない.思いつくままに欠点や不備をあげてみる.

1. まず「本書の構成から,初めの頁から読み進むのがよいと思いますが」(p. vi) と言われるとおりに p. 1 から始まる「まず覚えよう」の部を見てみると,発音の説明もフリガナもないままにルーマニア語文にぶちあたる.もちろん文字面だけを見て暗記することはできようが,日常的なあいさつや定型表現を文字だけで覚えてもしかたがあるまい.「文字と発音」の部を最初にもってくるべきだろう.

2. それから pp. 14-19 になって「文字と発音」の部に至るが,これもむちゃくちゃである.(i) 全編通してフリガナがあるのはこの箇所のみなのでそう被害は大きくないのだが,「[la], [li], [lu], [le], [lo] は,それぞれ [ら],[り],[る],[れ],[ろ] で表しました」(pp. 17f.) と言ったそのページの終わりには早くも破綻して「dumnealui (ドゥムネアルィ)」や「iulie (ユリェ)」と書いている.(ii) また子音の発音について,「日本語をローマ字で表記したときと同じなのが原則ですので,ここでは省略します」(p. 19) とし,前ページに与えた五十音表 (pp. 16f.) を根拠としていっさいを省略しているのだが,なんとその五十音表には濁音・半濁音がない.z, d, b/p はそれでも問題はないが,これでは g と j は同じなのか,また摩擦音なのか破擦音なのかわからないし,g に前舌母音が続くときは摩擦音なのか,また g と c が語末のときには破裂音 [g], [k] でよいのかなど,想像するほかない.(iii) ルーマニア語の単語のアクセントは決まった規則がないというのに,この 6 ページ以外の箇所では単語にアクセントを書いてくれているところがない.(iv) また細かいところでは,p. 19 で代名詞 eu と ei だけは例外で e- のまえに [j] の音を伴うという旨が注意されているが,他書を見るとほかの代名詞 el, ea, ele
やさしいルーマニア語

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