研究とは何か、を知ることのできる本
明智氏の研究の特徴は、
情報の4W1Hがしっかりしていること、
つまり誰がどこで、
いかなる情報をどのようにして知ったのか、
そのプロセスのチェックを軸にしているところです。
ご本人は「捜査」という言葉を使われていますが、
伝統的には「認識論」と呼ばれる議論で、
認識論的に吟味することで「誤った知識」と「正しい知識」を分けていく、
本来の科学的姿勢を忠実に実行するものです。
歴史関連の本には、
ある史料が「権力者の書かせたもので信用できない」といいながら、
筆者の主張も同じ史料を根拠にしていたりと、
正直読むに耐えないものが多いですが(とくに古代史関連では)、
本書はそうした凡百の本と一線を画するものです。
その意味でこの本は、
「研究」とは何かを知りたい大学生など、
初学者にも有益でしょう。


明智氏が「蓋然性の高い」と判断して最終的に提出した「仮説」を、
「明智説」のように矮小化して取り出し、
他の誰かも言っているとか、
あるいは他のいい加減な説と並置して紹介したりするやり方では、
この本の価値が損なわれることになります。
批評をする人は、
この本の史料批判と推論のプロセスにフォーカスすべきでしょう。


硬いことを書いてしまいましたが、
研究にとってだけでなく歴史を生きる当事者たちにとっても、
どんな情報をどのタイミングで手に入れ、
自分の判断・行動に結び付けるのかはきわめて重要です。
その意味で本書の描き出すドラマは、
当時を生きた人々の緊張感が伝わってくるほど真実味のあるものでした。


歴史には不可解な事件が数多くあります。
その意味で「本能寺の変」という事件について、
自分が生きているうちにここまで綿密な研究にふれることができて幸せ、
と感じました。
【文庫】 本能寺の変 431年目の真実 (文芸社文庫)

その他の感想

ますます進化していますな
言わずと知れたバイブル、しかし…
痩せ型の人はオススメできません。
他の本には無い図面の例
JackY
質感がいい。
本体といっしょに
イカのブランドのイカスロゴストラップ
とあるシリーズ
一生懸命ライブから爆笑企画見どころ一杯
ちょっぴり切なくて夢のある話。
SE全員にすすめられます。
わくわくドキドキの楽しい哲学の本
実測寸法をお知らせします
肌がかぶれました
さすがアンダーアーマー!!
丁度良いタイトさ
面白いのですが
使い勝手いいです
遊びながら立体図形に触れる
バイオリン
商品を交換していただいたのですけどね^^;
面白いデッキではあるけど……
短期での過疎化必至
日産エクストレイル(T31型)にボルトオン
色濃く、美味しい
問題無いです。
安価だが正確な作り、でも振動には注意
好みが分かれるペン先
2回連続で不良品
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