面白いのですが
相変わらず一定の水準を維持した作品であり、
今まで通り買って後悔はしません。

面白い作品であることは間違いありません。


ただ気になる点を二点挙げておきます。


第一に、
この作品の魅力は、
ルールを自分に有利に解釈・適用し、
心理戦を駆使して、
相手を負かせることでした。

ですが、
最近では、
最終的に多数派による力押しで、
勝敗を決する場面が見られます。

「イス取りゲーム」の最終局面がそうでしたし、
今回の「入札ポーカー」もそう言えます。

今後とも、
人数さえ確保出来れば、
勝てる仕組みとなってしまうのであれば残念です。


確かに、
戦略的環境において、
各々のプレイヤーの出方が不明な以上、
多数派を形成することそれ自体は困難です。

しかし、
いったん多数派の形成に成功したら最後、
自動的に勝利が確定するという展開はどうでしょうか。

「リストラゲーム」で、
フクナガは多数連合を組織したにもかかわらす、
カンザキたった一人に勝てなかったことを想起して下さい。

少数者による知略が、
多数者による力の論理を打ち破る展開をこそ期待します。


第二に、
ゲームが、
過度に技巧的になってしまう点も気になります。

誰が、
何枚、
どのような札を持っているか、
金貨の枚数はどれくらいかを把握し、

更に、
入札の順序が重要な要素となっている仕組みは複雑です。

順位に応じて得る金額、
役なしペナルティの金額、
ゲーム後の返還金を収支した、
総利益の計算と、

負け抜ける利益との衡量は、
指摘されてはじめて理解できることです。


各々のゲームの元ネタは、
著者の学んだ工学部にあるようです。

また、
「認知的不協和」(「マネー奪い合いゲーム」にて言及)は心理学部、

「囚人のジレンマ」(「密輸ゲーム」にて言及)は、
経済学部の守備範囲です。

更に言うと、
カンザキの提唱する「皆で勝ち上がる」仕組みとその失敗は、
経済学でいう「共有地の悲劇」を彷彿とさせます。


つまり、
電子工学を下地として、
心理学・経済学の視点が組み込まれているのが本作品といえます。
LIAR GAME 16 (ヤングジャンプコミックス)

その他の感想

生き方を問われる百田作品
価格的には良いのだが・・・
本当に半信半疑でしたが、、、
2+aのレベル
量は少ないが、効果は抜群。塗るときは十分な注意が必要
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数少ない貴重な資料です!
北にお住まいの方はご注意。
é£"-
必ず満足できます‼️
そこそこの機能。一人暮らし用にはもう一歩
美容にも食にも活用しています
十分な品物
とても勉強になります。
自衛隊,消防と並んで,大きな力を発揮
期待以上のタロットカード
確かにSサイズ。ゆっくり膨らむから装着が簡単。
こんな先生だったら…
nori
日本メーカー
気にする点は色くらい
写真の形で使えたならば・・・
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