ローギアでゆっくりと深く進んでいく資本論解説。「階級論」という視点の重要性。
分厚く、
久しぶりに「身になった読書体験」でした。
ノートを取りながらでも、
丸2日間。
社会人の方でしたら、
スキマ時間で二週間ぐらいかかるかもしれません。

しかし、
ぜひともゆっくりローギアで回転させて、
思考しながら、
読み進めて下さい。
重厚な感覚を受けました。


以下は読んで気になった所のメモです。


・一回「労働力商品化」がなされて、
商品経済をわしづかみにしてしまうと、
その「大きなシステム」からはなかなか抜け出せないんだよ、
というのが「資本論」のメッセージである。

・「官僚」という階級がある。
これが国家を運営している。
そして、
国家の特徴は「暴力装置の独占」である。

・いくら資本家が強くても、
国家に「おい、
お前、
払わないとぶっ殺すぞ」と脅されたら、
怖いから払わざるを得ない。
国民も資本家も、
「納得ずく」で税金を払っているわけではない。

・国家は税金を否応無くぶんどるだけで、
それに従うしかない。
払わないと「脱税」犯として、
捕まる。

・なぜ私達は官僚が嫌いか?それは「国家」が暮らす社会の「外側」にあるから、
である。
「税金を搾取」ではなく「収奪」するからである。

・私達の税金はとてつもなく高すぎる。
キリストが生きていた時代の税金は、
一ヶ月に1ディナリオン。
銀貨一枚。

・農業労働者が、
朝の日の出から日没まで働いて、
銀貨一枚。
当時は安息日の土曜日以外6日間働いたから、
だいたい25日間働く、
つまり月給25ディナリオン。
税率はわずか4%。
今の消費税の半分であった。

・税金とは何か。
古代のケースを見て見ると、
いろいろとよくわかる。
しかし「なぜ税金を払わなければいけないのか」は、
わからないような仕組みになっている。

・官僚一人当たり、
年収700万円だとする。
そうしたら1500万円収奪する。
それで、
「500万円が国防とか安全保障や教育に必要、
300万円が生活保護や所得格差の解消に必要」といって、
ぶんどる。

・そして「官僚はこうした分配をするための手数料、
国家運営のための手数料をとっているだけ」というロジック=「建前」をつくりだす。
いま生きる階級論

その他の感想

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bonnmeruku
わかりやすい記述が学ぶ意欲を引き出す。
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