優秀なRAID ケース

　センチュリーのRAID ケースは、
アクセスがないとHD のスピンドルモーターを切ってしまうが、
復帰に問題があり、
最初のコマンドでモーターオンになって、
最初のコマンドが失われてしまう不具合があり、
使い物にならなかった。


　ラトックのこのケースは、
アクセスの無いときにモーターを切る設定もできるが、
切らないようにすることもできて、
これならば使える。
ＵＳＢ3.0 でつないでいる時点で、
RAID 0 のシーケンシャルアクセスが、
リード、
ライトともに、
270Mbytes/sec が確保でき、
ほぼ一台のときの２倍になっている。

　しかし、
4Kbytes単位でのランダムアクセスは、
ドライブ一台のときと同じか、
かえって遅くなっている。
つまり、
Office などの昔からあるソフトの文書ファイルを読み書きするのは、
苦手。
ハイビジョンクオリティの動画データの編集やエンコードや、
ＲＡＷデータ形式のレタッチに威力を発揮する。


　ミラーリングをせねばならないほど、
重要なデーターを扱ったことが無いので、
RAID 1 についての性能や信頼性は分からない。