米国人の目線で日本再発見をさせる
 日経に新刊の広告が掲載されたのを見てさっそく注文せずにはいられなかった。
10月26日発行の本が26日に配達された。
Amazonの早業か。
浅田の作品は「蒼穹の昴」や「壬生義士伝」などしか知らなかったので、
浅田次郎もこんな作品も書くんだ!と再認識した。


 タイトルの「わが心のジェニファー」を単に「ディア・キャシー」ではなく「ジェニファー・オン・マイ・マインド」とするあたりの説明は妙に納得がいった。
知らないフレーズがよく出てきて英語の勉強にもなった。


 ニューヨークで日本びいきの恋人にプロポーズしたら、
一度自分の眼で日本を見てきてからにしてと、
保留にされたラリー。
彼女のことばに従い日本を訪れてみると、
それまで考えていた日本とは全く異なる日本がそこにあった。
ラリーが日本の滞在先から恋人に送る手書きの手紙を綴る形でストーリーは進行していく。
そしてラリーに関わった女性たちが一様に口にした「クレイン・ダンスを見よ」というメッセージを完結させるため、
丹頂が渡って来る釧路へ行く。
そこで意外なクライマックスを迎える。


 ラリーは行く先々で日本の魅力を発見していく。
そしてそれを恋人に逐一報告する。
最初は祖父の影響もあってか日本を少々小馬鹿にしていたが、
実際にその眼で見ると素晴らしいところが目に付く。
ラリーの素直にそれを受け入れる柔軟性が好ましい。


 浅田はラリーに日本良さを発見させることによって、
日本の読者に日本再発見を促しているのだろう。
最近はテレビでも日本の良さを見直すような番組が増えた。
日本人に自信を取り戻してほしいという浅田のメッセージだと思う。
こういうと直ぐにナショナリズムだと言う人やジャーナリズムがあるが、
それは違うと思う。
自分の国を正しく認識することこそ、
世界のグローバル化に対応する方法ではないだろうか。
わが心のジェニファー

その他の感想

お値段なりに
M&Aのモラルコンパス的一冊
自分の足がおかしいのかな
とにかくお気楽に読めるのがいい。
もっと早く買えばよかった!スッキリ!
外装が破れて用紙もメチャメチャ
値段の割にはしっかり。
安価で使いやすいストックブック
シンプルでも奥深くもどちらでも遊べる
モードボタンのスキップ機能が欲しい
寝る時の楽しみです
市川由紀乃の魅力がいっぱいの新曲!
ヴァイキングを見ていたので
すばらすぃ
思ったより軽くない・・・
ぽてとりこ
持続可能な世界は本当に可能か?
モーブラに「涼しさ」「ホールド力」をプラスした感じ
ジェンダーフリー? :-P
鋭く、頑丈
小沢事件に関する最高裁事務総局の関与を事実として指摘している
災害の時に本当に役にたちました
ミラーのデザインはすごくかわいかったのに…
制動力について
色が薄く感じた
ただのダイエット本ではないです
見栄えは良くなりますが、注意が必要!
サザンロック好きだけでなくほかのロックやカントリー、ジャズなどが好きな方にも聴いてほしいアルバムです。
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