「ウィリアムズのマシンデザインには、すべてにコンセプトが感じられる。でも我々のマシンにはそれがない」(アイルトン・セナ)
ようやく採用したメス型成型モノコック、
高次元セミオートマ、
ドライブ・バイ・ワイヤー、
バンク角75度の「空力エンジン」、
トラクションコントロール、
実戦には間に合わなかったアクティブサス・・・
今号は「セナのマシンの紹介」ではなく、
空力でもハイテクでも他チームに遅れてしまったマクラーレンが、
それらをこのマシンに一気に詰め込んだために続出するトラブルと、
その問題点を検証するだけでこの本が出来上がった印象である。


また技術トラブルだけでなく、
内部の問題も当時のスタッフへのインタビューで知ることができる。

マクラーレン側もホンダ側も、
モノコックの剛性不足を指摘するものの、
デザイナーのアンリ・デュランは「剛性不足というような問題が出た記憶はない」という認識。

12気筒エンジンにこだわるホンダに、
「12気筒というコンセプトそのものが良くないのではないか?」と疑問を呈するマクラーレン陣営など。


このマシンのデビュー戦では、
セナの後ろを走るシューマッハに「あまりに遅くて、
からかわられているのかと思った。
」と言われ、
元ウィリアムズ・チームマネージャー、
ピーター・ウィンザーには「ウィリアムズが92年シーズンのマクラーレンから学んだことは、
ほとんど何もなかった。
」と蔑まれる。

後半戦では数々のトラブルも解消しウィリアムズと互角に戦ったが、
それはウィリアムズがタイトルを早々と獲得したからに他ならない。


マシンは問題点だらけだが、
今号も当時のスタッフへのインタビューを中心とした充実の記事がとにかく「読ませる」。

デザイナーのデュラン、
オートレイにベルガー、
そしてホンダの開発陣が一つのマシンを語るのがこのシリーズの大いなる楽しみである。

写真も90年代からの写真・印刷技術の向上により、
マルボロレッドの蛍光色が判別できるほどになったのも目に鮮やか。

後半にセナのインタビュー(92年のもの)が収録されるも、
この本はマクラーレンとホンダの本である。


当レビュータイトルのセナの言葉に対してロン・デニスはこう語る。
GP CAR STORY Vol.10 Mclaren MP4/7A

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