職業プログラマやその管理職が一読に値する本
中堅の現場プログラマの一人として、
最近不思議に感じることは、
情報工学を修めたとされる学卒・院卒の若手や、
業歴10年といったプログラマの一部が、
かえって力任せで独りよがりなコードを書くことです。
保守性の悪いことといったら「ソフト」ウエアどころかハードウエアです。
笑止なことに、
他人どころか書いた自分自身が保守性の悪さに泣くのです。

彼らも、
それなりに知識は蓄えたのでしょう。
他の人に比べたら、
よりたくさんの「動けばよい」コードを書いたのでしょう。
ただし、
それが妙な悪達者と自己満足になって、
かえって徒になっている気がします。
職業プログラマとして、
彼らに欠落していると思われるのは、
同じ過ちを繰り返すまいというコスト意識であり、
ごく近い未来に発生するであろう改修へのリスク予測です。

この本は、
区分としては別段目新しいことを述べた本ではありません。
ただし、
ソフトウエア開発上の積年の知恵がTipsという簡潔に形で列挙され、
それがどういう意味をもち、
効力を発するか詳述されています。

開発経験・力量を積んだプログラマには、
「そうそう、
これが言いたかったんだ」と、
自分の知恵のよい要約になるでしょうし、
自分のスキルアップに限界を感じ始めた若手や中堅には「自分に欠けていたのは、
これだったんだ」と目を瞠るものがあると思います。

そして、
プログラマチームを率いるべき管理職には、
いかにソフトウエアの品質を向上・維持すべきかのよいガイドラインになると思います。
特に、
オブジェクト指向だデザインパタンだなんだと業界の流行の表面を追いかけるのに疲れたら、
一読すべき本です。
「OOPとは何か」という手法の具体像よりも、
まず「なぜOOPか」という目的を知る意味で「ソフトウエア工学とは何か」の導入書とも言えるでしょう。

個人的に魅せられたのは「Rather than construction, software is more like gardening」の一文です。
要求分析・基本設計・詳細設計・実装・単体試験・組合せ試験っといったワンパスで製品が計画通りできあがる、
と自己催眠をかけては失敗している人たちには、
以前から違和感を抱いていた私ですが、
同文を読んで、
自分の言いたかったことはこれだ、
と共感を覚えました。
Pragmatic Programmer, The: From Journeyman to Master

その他の感想

パズルより検定問題の方が難しいようです。
国内では貴重な情報源で開発には有用
カッコいいです♪
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