Oxford 科学辞典 第６版

　使い方は普通の辞書と同じですから、
第一印象はぶ厚い辞書という感じです。
英英
辞典の中辞典くらいボリューム感がありますが、
科学辞典は１項目あたりの解説が
長く、
図や数式を使っている場合もあるため、
厚みから辞書並みの見出し項目数を
期待すると思ったほどでは無いという感じになりがちです。
この辞典の見出し項目
数は９２００以上もあり、
第６版となる間に少しずつ厚みを増したと想像されます。

登録見出し語数で選ぶなら、
コストパフォーマンスも高いため、
お奨めです。

出展となったweb site が記載されているものが少ないながらもあり、
アクセスして
詳細に調べることも可能となっています。
解説の丁寧さは、
さすがOxford。
例えば
global warming 地球温暖化を調べると、
いつ頃から問題視されるようになったか
原因は何か、
どのような影響が出るのかなどの疑問に回答できる程度に詳しい解説が
得られます。
うれしいのは、
解説中でKyoto Protcol が太字なっており、
Kyoto in
Japan と分かるようになっており、
その京都議定書に関する記載も詳細です。

太字は第６版で追加あるいは改定されたものを指すのでしょうか?最初、
太字は、

この辞典に見出しとして挙がっているのかと思いましたが、
そういう訳でもなく、

太字が何を意味するか冒頭／巻末にも記載無し。
解説中の不明な単語を見つけた際、

この辞典に見出しとして挙がっているか調べるまで不明です。
この点のみで星４つ
にするのは恐縮ですが、
Penguin科学辞典では配慮されていますし、
Oxfordに対する
期待の大きさということで御容赦いただきたく。