満足できるつるし雛キットだが根気が必要

　茨城県真壁のひなまつりを見にゆくと、
雛段飾りは当然だが、
大衣桁に掛けた着物とつるし雛がセットで
展示されていることがわかる。
そして、
その情景がなかなかいい感じだ。

　我が家にもひな人形があり毎年二月初旬から一か月間飾っていたが、
着物とつるし雛は飾っていなかった。

そこで、
今季はつるし雛を追加して飾りたいと思ったが、
完成品は思ったより値段が高い。
どーしよーと
思案した挙句、
本製品を購入して自作すると言う暴挙に出た。

　暴挙と言うのは、
本つるし雛の花などのモチーフの完成時の大きさは6cmで、
それはいいのだが、

各モチーフを構成するパーツの大きさが1cm位しかないものも中にはあり、
実際に作る作業をしてみて、

手先の器用さと根気がかなり必要であると言うことを痛いほど知らされたからだ。

しかし、
出来上がった本つるし雛は、
細部にこだわった味わい深いもので非常に満足できるものだ。

手先の器用さと根気、
そして、
時間のたっぷりある方は、
是非チャレンジしてみてほしい。