中国の長期戦略と驚愕の事実
原題は「THE HUNDRED-YEAR MARATHON」と、
1949年の中華人民共和国の発足から100年掛けて世界の覇権を手に入れる為の長期戦略を指している。

筆者は米国において長年中国の研究に当たって来た要人であり、
元々は親中派とされたが、
現在は中国の長期戦略に警鐘を鳴らしている。
その筆者にして、
様々な要因で欺かれ、
最近まで中国の長期戦略を正しく把握出来ていなかったとする率直な告白には驚かされる。


米国が戦後、
中国と接近したのは、
ソ連との冷戦があった為であり、
中国から(米国も気付かない)積極的な働きかけがあったこと、
中国はソ連を打ち負かす野望を持っていたのみならず、
米国さえも凌駕する考えを当時から持っていたこと、
は意外であるが、
中国の野望は自国を最強の存在とする覇権主義であり、
その為にはいくらでも時間をかけることを厭わない国である、
というソ連要人の言葉は説得力がある。


中国は米国が英国から覇権を奪取した経緯を研究し、
経済力を強化する必要性を認識し、
経済発展にとって技術が極めて重要な要素であることから、
技術移転に力を入れて来た。

中国は爪と野望を隠して弱者を装い、
米国に近づき、
米国は中国を民主化するという思惑で支援したことから、
技術面で数十年分の貢献をしたとされるが、
1989年の天安門事件前後では支援すべき相手を見誤る。

現在の関心は、
経済力で中国は何時米国を上回るのか、
という点に加えて、
軍事的な力のバランスがどうなって行くのか、
ということであるが、
中国はサイバーや衛星の世界で米国の弱みを突いており、
いざという時に米国の軍事力を無力化する方策を探っているように見えることは不気味である。


本書に描かれていることは、
米国から見た中国の長期戦略とその脅威であるが、
日本人としても知っておくべき歴史的経緯や現在の環境認識に溢れた一冊である。
China 2049

その他の感想

アウトドア用シートは要らない
昔食べて美味しかったのを思い出して・・・
高分子分析のバイブル
続編待望です
いろいろ背負わされ過ぎ。
とても明るくて最高です
油汚れがきれいにふき取れます。
Why is the idea of reincarnation still seen skeptical despite such a huge weight of evidence?
量販店価格で+2本。NV-GS250の利用
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ダイアリーのみが翌年確実に買えないのが残念
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定価上がって機能は低下
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