小著ながら高密度の内容
 著者は「あとがき」で、
小学生の頃に(おそらく1970年代)、
背伸びしてブルーバックスを読んでいた、
その頃のブルーバックスは一線級の学者が子供たちのためにかなり難しいことを紹介していた、
そんな硬派な本が少なくなってきたと書いています。

 そんな著者の思いや「メディアであまり紹介されない話題」を取り上げたということもあって、
小著なのにかなり高密度な内容です。
例えば、
第1章「生命をつなぐバトン」と第2章「二重らせん上の暗号」の37ページに高校の「生物」で学習する遺伝の内容が凝縮されています。
これでまだ全体の13%です。

 第3章「遺伝子以外のDNA」からエピジェネティクスの内容に入ります。
エピジェネティクスは遺伝子調節の課題として最も重要な内容ですが、
ブルーバックスには初登場です。

 第4章「偽装するDNA」と第5章「DNAの変装法」で遺伝子の発現調節のいろいろな例が紹介されます。
大事な個所に線を引きながら読んだら線だらけになってしまいました。
第6章「飢餓ストレスとクロマチン構造」は著者らの研究もありかなり力を入れて書かれています。
第7章「エピゲノムによる生命の制御」には三毛猫のX染色体の不活化の話題やオプシン遺伝子の話題があります。
第8章「環境とエピジェネティクス」では食物の影響の例がとりあげられています。
第9章「世代を超えたエピゲノムの継承」では飢餓を経験した胎児へのプログラミングの例があります。

 ギルバートらの『生態進化発生学』(東海大出版会)と共通の例もありますが、
この本と併せて読めばエピジェネティクスの現代におけるトピックを通覧することができると思います。
エピゲノムと生命 (ブルーバックス)

その他の感想

月刊総合雑誌「潮」12月号。独特の視点による記事が光る。
さっぱり感
値段の割りに満足
6枚セットは小さくまとめて、内容は大容量の大迫力で
早く買い物したくなりました♬
小さいが思ったより使えそう
返品無料は安心でした
何の為のCDだ!
これは当たりだった。
使い方はいろいろですね。
妥当だと思う値段(送料込み):1,500円
リピートしむす
この大きさがベストです!
問題ない普通のブラシだと思います。
ベージュ・トートバッグ
必要なピースが入っていない。
定番のお気に入り
很可的小牙膏,我的朋友点
老子と画壇の仙人・熊谷守一さんの絵
ちょっとだけコストパフォーマンス良好
作家レベルには及ばない話題先行の書
割れてしまったケースの交換用に
リムの磨きに最適
普通に使えそう
シャンプー時は気持いい
簡易混合器として使用。付属ケーブルは要注意。
寿命は、5年程度です。
疲れた時に一粒
結構いい感じです
TOTO愛にあふれた一冊!
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