音楽の移動を久保田麻琴が移動して解説する
第 I 部は紀行ありのライヴ・リポート 3 つ。
流石、
音楽製作の人なので、
大袈裟な比喩や思い入れで押し切ることはなく、
的確な描写。
『ラティーナ』に掲載されたものを大幅加筆してあるとの事だが、
専門誌を買う程でないライトなファンがこうやってまとめて読む事ができるのは助かる。


モロッコのグナワがサンバと同じビートの「訛り」(ズレ、
グルーヴ)を持っているという個所があるのだが、
それをカタカナで表現しているのが秀逸。


[ナ]ダサカ[コ]ナサカ → [ナ]ンダサ[カコ]ンナサ[カ] → 更に発展型

こんな感じで。
[ ]は強調。


サンバのリズムが頭に浮かぶ人は吹き出すこと受け合い。
強調された一と四拍目が“ハマって”三練符のちんどん屋みたいになり、
それが加速していくと、
何かヘンな、
えも言われぬ気持ちいい状態になる。


第 II 部は対談なのだが、
田中勝則という聞き手がいい。
同好の士なので話が自然で、
しかも内輪話に走らない。
ハワイ、
沖縄等、
いろんな話があるが、
印象に残ったのが、
日本とインドネシアの類似性の中で、
日本の歌謡曲の「濃さ」を伝えるこんな一説。
最近 1963 年の紅白歌合戦のヴィディオを見て「この国に行きたい!」と思ったとか。


音の錬金術師とはよく言ったもの。
好き者の遍歴は一読の価値あり。
ディープなワールド・ミュージックのファンのみならず、
宮沢和史、
シコ・サイエンスなんかが好きな人は楽しめると思う。
世界の音を訪ねる―音の錬金術師の旅日記 (岩波新書)

その他の感想

普通に使えます/工夫次第でUSBから電源とって使うことも可能
いつもこれ!!
定期的購入に変更
昼まであつあつ
値段はダントツです!
お墓の雑草に
とっても暖かい
力加減が難しい
アンテナを失くしそう
勉強します。
心地いい
ハードカバー版との違い
みんな可愛い可愛い言うけれど
重ね塗り注意!1回塗る毎に10分程度乾燥させてください
ポールラックもしっかりカバー
しっかり吸収
アマゾンでは「なか身チェック」になぜしないのか。
ブラッドサーキュレーター
久松郁実さんと山本彩さん目的で購入
まるくなってきたかな。。。?
高かったです、、、、☆
好評
暴力は批判し切れるのか
円城塔「虹には向こう側がない-トマス・ピンチョン『重力の虹』をめぐって」を読む
懐かしい写真や画像がいっぱい!眺めても楽しい一冊!
本当の竹取物語…
掘り出し物です
良かった^^:
使い方次第です
戻る