グローバル企業は、私たちの欲望のカタマリである。
本書はアップルで長年働いていた著書による
〈帝国化するグローバル企業〉の考察である。

アップル、
マクドナルド、
エクソンモービルなどは、

莫大な利益により中小の国より影響力を持つ
私設国家として君臨していると論じている。


人件費を始めとするコストを最小限に抑えるべく、

現場の手仕事は誰がやっても変わらないレベルにまでにシステム化する手口は、

どの企業も徹底している。

無駄を排する姿勢は、
ぞうきんが切れそうなまでに絞り切るイメージだ。

だから、
工場や飼育施設や採掘現場などには、

「仕事のやりがい」という生温かいものは一切存在しない。

あるのは、
コスト削減。
ただ一点のみ。


自殺者が多発した、
台湾にあるiPhoneの組み立て工場は、

ひと作業を2秒以内と決められており壮絶だ。

(ただ、
それでも従業員の募集が殺到するのだから想像を超えるほどハングリーだ)
マクドナルドのパテになる牛の飼育に関する描写もヘドが出るほど。

その飼育方法はブロイラーのようになっていおり、

一定の用地に何万頭という牛が糞尿の池にくるぶしまで浸かって
1年間以上飼育されるのだ。

牛が牧場でのびのびと育つシーンなど、
もはやイメージの中だけなのである。


そのすべては効率のためにだ。
ただそれは、
私たちが望んだ事でもある。

もっと安く!もっと早く!もっと便利に!
そんな私たちの声に、
忠実に応えているだけなのだ。


つまり、
グローバル企業は私たちの欲望のカタマリと言えるだろう。


この「効率という魔物」に蝕まれないように、
私たちに出来る事はなんだろう?
消費者としては、
SNSなどと通じて真実を求めていくことが有効だとしている。

労働者としては、
ロボットやソフトウェアでは代替できない
創造性(=アート)の獲得と著者は言っているのだが、
これはものすごくハードルが高い。
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