スピリンの開発についてここまで詳しく書かれた本は初めて見た。
 人間の体は,食べた物からできている。
脳も例外ではない。
つまり,極論すると人間の脳は食べ物から作られるということになる。
だから,脳を支配する物質とは何なのかという素朴な好奇心から本書を購入した。

 私がこの本で学んだ点は,次の通りである。

・セロトニン神経は脳全体に広がっているから,不足している箇所によって異なる病気としてあらわれる。
たとえば,大脳基底核の線条体でセロトニンが不足すると,強迫神経症が発症する。

・脳には痛み受容体はないが,脳のまわりの血管,髄膜,骨膜,皮膚,筋肉にはこれがある。
これらの受容体が刺激を受けることで,発生した痛みの神経シグナルが,視床から大脳皮質に届いて頭痛が発生するのである。

・片頭痛は激痛で知られているが,この症状はカフェインを500ミリグラム(コーヒー5杯分)以上摂取することでやわらぐ。
このわけは片頭痛によって拡張した血管を,カフェインが収縮させてもとに戻すためである。
このように片頭痛にはカフェインが効く。

・トリプトファンからセロトニンやメラトニンがつくられる。
セロトニンは沈んだ心を上向かせる伝達物質である。
メラトニンは体温を下げ,眠りに導くホルモンである。
したがって,トリプトファンの脳への供給が不足すれば,気分は沈みがちで,不眠に悩まされることになる。

・トリプトファンはふつうの食事にはごくわずかしか含まれていないため,とくに不足しやすいアミノ酸である。
トリプトファンが多く含まれている食べものとは,ピーナッツ,バナナ,アーモンド,牛乳,チーズなどである。

・ニコチンは猛毒で,農業用の殺虫剤としていまも利用されている。
少量で虫を殺し,大量では動物の延髄に作用して呼吸を止め,イヌでもヒトでも殺してしまう。
愛煙家とは殺虫剤に火を灯して,そこからでる煙を吸うヒトなのである。
正気の沙汰とは思えない。
脳と心を支配する物質 心を元気にもし病気にもする物質の正体と、それをコントロールするための知恵とは!? (サイエンス・アイ新書)

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