デジハリの講師が書いたjQueryの超入門書

Webデザインを学ぶITスクール、
デジタルハリウッド（デジハリ）の
講師が書いた「jQuery」の超入門書です。


自称、
"jQueryの入門書！"と言われるものはたくさんあります。

本書との違いを言えば、
ノンプログラマーのWebデザイナーが
Webサイト上でよく使われる動きの部分だけを厳選し、
説明も欲を出さず、

絞りに絞ってコンパクトにフルカラーの解説をした点です。


「jQueryとは何か？」
「jQueryを使うための準備」
「jQueryの最低限に絞った基本文法」
「jQueryでよく使うものを解説・紹介」

流石、
人に教える仕事をされているだけあって、
ITライターが書いた書籍のように
詰め込み過ぎの自己満足した技術書にはなっていない。


無駄なく、
「とにかく最初はこれだけ覚えて帰ってね！」的な感じがとても良い。

基本の基本は一番大事です。
ですが、
注意すべきは、
本書はあくまでも、

「jQuery」の入門書であり、
jQueryはJavaScriptのライブラリーであります。

つまり、
HTMLやCSSを操作するのに使う「DOM」を簡単に書けるようにするために作られたもので、

JavaScriptの基本がわからないと結局、
jQuery本質を理解したことにはならないのです。

楽しく本書を理解したいのなら、
本書の前にJavaScriptの入門書を読んだほうが絶対に良いです。


JavaScriptの入門書でわかりやすかったのは、

「3日でマスター JavaScript」と「スラスラわかるJavaScript」で、

上記2冊を理解したら本書の順で良いと思います。


ついでに本書以降で読む書籍があるとすれば、


「作りながら学ぶjQueryデザインの教科書」
本書より少しレベルが高く、
他人が作ったプラグインを使わず、

ゼロからのUI実装をします。


「Webデザイナーのための jQuery入門」