山の恵みをありがたく頂ける人々のお話
狩猟の本やコミックが沢山出版されている昨今、
その背景の一つには山里の耕作地を荒らす獣たち、

シカによる樹木の被害等があるのだろう。

もちろん、
サバイバル狩猟(登山)などと言って面白半分でテキストを綴る輩もいるのだが。


本書は、
山に生き、
山に生かされている人々を丁寧に取材し、
写真とテキストに収めている。

これから真剣に狩猟をしたいと考えている方、
山の恵みに興味のある方には最適な一冊だと言える。


田中氏の著作で個人的に最も優れていると感じる一冊は「マタギ 矛盾なき労働と食文化」である。

あえて学術的でないと吐露しながら、
丁寧に狩人(マタギ)の技能、
しきたり等を記録している。

もちろん他の著作でも狩猟に関する興味ある話題を多く提供してくれている。


そんな田中氏のこれまでの途中経過集大成的な一冊であることが目次からも分かる。


はじめに――猟師たちと見てきた日本
序 章 おカネになる獲物が山から下りてきた
第1章 食べる ―― 猟師の日常料理
第2章  皮・角・牙を利用する ―― 手づくりの愉しみ
第3章  獲る ―― 獲物との駆け引きの知恵
第4章 売る ―― おカネに変える技

多くのカラー写真を挿入し、
ビジュアル的にも楽しい。

そして単なる狩猟と獲物の活用法で終わらないのが田中氏らしいのだ。
それは読んでのお楽しみ。


本書を読み終えて(見終えて)確信したのは、
本書に登場する人々こそ日本でサバイバル出来るのだと。

なぜなら、
化石燃料が無くても、
米が無くても、
山からの恵みの「頂き方」を先祖代々受け継いで、
衣食住をほぼ貨幣の存在無しに自分たちで循環させることが出来るのだから。
猟師が教える シカ・イノシシ利用大全 絶品料理からハンドクラフトまで

その他の感想

ほぼ日手帳ノーマルとの違い
製品が使用されてきた、私は、使用後のおかげで非常に良い感じ!
簡単で周りにもマッチ
機能性十分なトレイルカメラ
メジャーアップデートはダテじゃない
伊坂流日常の謎
蓋が開けづらい
他にない造り
このシリーズ好きです
購入前に必読、耐久性に難あり!
SEIKO5に
情報量が少ない
”Bomb Shelter Sessions”よりソウル寄り?
評判通りの製品
OSインストール時のBIOS設定変更について
映らない方はやってみてください!
非常に格好良い
安藤のふとももが眩しくて購入
乗り換え
30分刻みのスケジュールが可能
翌日の疲れが違います。
かわせみ(egbridge)をお使いの方はご注意を。(追記あり)
地元・愛媛から全国区への飛躍が予感される、松屋氏の3rdシングル。
“メンズ”とありますが、男性でない方も
購入当初は最高に良かったが・・・耐久性性に難あり?
白鳥の湖の決定版
新しい事に…
効果を確認できません
訳者いわく「プルーストの醍醐味は精神のドラマにある」
低反発エアーマット
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