序論だけでここまでこだわる?
 総ページ466ページのうち、
本文は171ページ、
残りはそのほとんどが中山元氏による解説である。
この解説がすこぶるいい、
メッチャ面白いのだ。
カントを訳し切り、
同じように段落ごとに見出しを付けた翻訳ぶりが功を奏したのか、
その好評ぶりに味を占めたのか、
訳者として、
相当脂が乗ってきたのか、
なかなか読者心理を突いたいいモノに仕上がっている。
まずはこの解説から読んで、
本文に移るのがいいだろう。
というよか、
この解説部分だけでもいいかもしれない・・・・・・

 「存在」について勉強することは、
古代ギリシャ哲学、
とくにアリストテレスの時代から盛んに論じられた伝統的な概念だった・・・・・ということが、
延々と論じられる。
中山氏の解説もそれにつられて、
これまた延々と・・・・・・
 ページをずっと飛んで、
やがてこの古代の存在論が中世スコラ哲学に欠陥を抱えつつ受け継がれ、
デカルト、
カントもその欠陥を継承してゆく・・・・・・というとこまで行って、
ハイデッガー先生は本領を発揮してくる。
フッサールの弟子でありながら、
恩師を超える論理を展開していくという自負。
このあたりのくどさ、
しつこさは、
読んでみないと、
それも中山氏の解説を読んでみないと実感できない。


 ハイデガーの「存在と時間」を読むのは初めてであるが、
この中山訳は読みやすい翻訳であると思う。


 第1巻目だけで「序論」・・・・・というか、
一冊目はすべて「序論」だけ!っていうこのしつこさに今後全8巻まで、
ついて行けるか?我慢できるか?
存在と時間 1 (古典新訳文庫)

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