神道を知るための好著
神道――それは、
日本の古来からの信仰であるにも関わらず、
第二次世界大戦中の「国家神道」からくるイメージの悪さからか、
子どもの頃に体系的に教わった記憶がありません。

「古事記」のジュブナイルを読んだ時も「神道」という言葉は出て来なかったように思います。


今年(2015年)は、
戦後70年。

「国家神道」が過去のものになるにつれ、
「本来の神道」について、
一般向けに紹介された書物が出回り始めたのは、
15年位前からだったでしょうか。

「日本人なら知っておきたい神道」(武光誠:著)は格好の入門書として、
楽しく読んだのを覚えています。


今回読んだ本書は、
学術的な記述が多く、
一般向けではあるけれど、
初歩的な用語は知っていないと、
ちょっと苦労するかもしれません。

そういう意味では、
「日本人なら──」で予備知識を得てから、
こちらに移ると、
スムーズに読み進められるかもしれません。


本作品の特徴は、
「神と仏の日本史」とあるとおり、
古来からの日本の信仰のもとに、
仏教の思想と神が流入してきたことで、
その内容に変化が生じたという主張。

つまり、
現在の「神道」は最初から決まった姿があったわけではなく、
変貌の歴史があるということです。

さらに、
その変容した信仰が、
本格的に名称としても「神道」として確立したのが、
中世に興った「吉田神道」だと論を展開していきます。

また、
なぜ日本は、
自国を「神国」と称するのか、
ということに言及している点も興味深く読めました。


「神道」を知ることは、
日本を知ることでもあります。

本書は、
教科書では勉強しない「日本史」を習得できる書物として、
オススメします。


(※コメント欄に、
自分の備忘録を兼ねて、
目次の章立て部分を掲げておきました。
神道とは何か - 神と仏の日本史 (中公新書)

その他の感想

サンプルコードがエラーになる
安っぽいようで、優れもの
本編作品に負けず劣らずの良作だと思います!
クローバーのデザイン、振り返るキャラデザインも、良い感じですね!。byおじさん。
スタンド
空気がさわやか
パフォーマンスは最高。ただ、やっぱり熱が・・・
おススメしません
まえがきがおもしろい。でもそれだけではなく一読の価値あり
すごく
重厚で迫力ある曲♪
短時間でGREの3つのセクションをカバ-。数学編もおすすめです。
将来に向けて、とても参考になりました
テストを繰り返してみた結果
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