もうひとつの時間
南東アラスカを旅する中で、
いつからか著者の心をとらえるようになったワタリガラスの伝説。

はなれた土地で生きる別の部族の人びとが、
なぜよく似たワタリガラスの神話を語り伝えているのか。

さらに言えばわれわれはどこから来て、
どこへ行こうとしているのか。

その大きな問いをひとつの軸に、
印象的な写真ととぎすまされた文章でアラスカを切り取ってゆく、
息をのむような美しい本。


「森と氷河と鯨」は1995年から「家庭画報」に連載され、
予定回数をあと3回のこしたところで、
突然の事件によって終了を余儀なくされた。

1996年8月8日、
取材のために出かけたカムチャッカ半島で、
就寝中のテントをヒグマに襲われ、
星野道夫さんはその生涯を閉じる。

だからこの本は、
アラスカの自然に魅了され、
そこに住む人々を愛しつづけた著者の、
最後の旅の記録でもある。


星野道夫さんの本をひらくと、
いつも「もうひとつの世界」の気配をはっきりと感じる。

天国とか地獄とか、
死後の世界ということとは少しちがう。

今、
自分が呼吸して、
足を着けて歩いているこの地面のつづきに、
海をへだてて、
鮭がのぼってくる川や、
それを食べにやってくる大きなクマや、
地鳴りのように移動するカリブーの巨大な群れがあるのだということ。

「時間」というものは何種類もあって、
日常の自分はそのほんの一種類を生きているにすぎないのだと思うと、
気持ちが空へ向かってひらけてゆくのを感じる。

どこへでも行けるし、
何にでもなれる。
心からのぞめば動物にだって、
森の木にだって。
だから自分はひとりではない。
世界に抱かれている。
そんなことを思う。
森と氷河と鯨―ワタリガラスの伝説を求めて (ほたるの本)

その他の感想

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機能よし、デザインよし、お値段よし
すべてにシンプル
楽しい時間
サカムケアからの買い換えです。これからこれにします。
ノイズが入る
回復ならずorz
カエデ
扱いにくい
とりあえずビデオの人❗️
これを読まずして北朝鮮問題を語るなかれ!!
1冊にするにはムリがある内容
28センチ正方形2種入り、色は下に紙を敷いての表現
orz
買いだめしたいが、スペースだけが問題
良い商品だけど
想像してたものより全然よかったです!
アクチンママ
ダビングが成功しても記録されていないことがあります
存在感あります
旧MacProでも普通に速い。信頼性を考えるとコストパフォーマンスも◎
出版順に行こう
結構細身でピチピチなので湿布などは一緒に使いにくいです
朝日は訂正記事だけで終わらせるつもりのようだが、逃がしてなるものか
ずっとこれ。
化粧下地について
素材が好きなら有り
GOOD(*^_^*)
初心者にはお勧めしづらい
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