より洗練されたエレクトロサウンドに進化した2nd

1stで大ブレイクを果たしたChvrchesの2年ぶりとなる2nd。


今作もLaurenのハイトーンボイスを活かした静と動のコントラストが
美しいエレクトロポップが目白押しの力作で、
サウンドにはキレと迫力が増しており
彼らの自信がサウンドプロダクションに反映された形になっていると思う。


前作には複数あった強力なキラーチューンが今作には乏しいが
個々の楽曲の完成度は向上しており、
平均的な水準は今作の方が上回っている。


また、
Laurenのボーカル面での成長も著しく、
サウンドのみならず
伸びと透明感のあるボーカルにも魅了される。

M6でのみMartin Dohertyがリードボーカルを取っているが
これがいいアクセントにもなっている。


1stで膨らんだ期待を上回る出来で応えた秀作でオススメの一枚。