さようなら 我が青春の北杜夫
「どくとるマンボウ青春記」のレビューにも書いたが、
北杜夫との出会いは1960年代の初め、
古めかしい上野の図書館であった。
偶々、
手に取った『幽霊』の今までにない文学の瑞々しさに魅せられて長くファンとなった。


巻末の年譜で確認すると10年前の平成12年、
世田谷文学館で「北杜夫展」が開催された。
懐かしく鑑賞した。
北杜夫は当時73歳であった。

このごろ、
老い支度として蔵書の処分をしている。
昨年3月、
東日本大震災直後に北杜夫の本を処分した。
年譜によると、
蔵書の中で最新の本は多分、
『木精』(昭和50年)か『どくとるマンボウ追想記』(昭和51年)ということになる。
『楡家の人々』だけは処分に忍び難く残してしまった。
それに北杜夫に触発されて。
トーマス・マンの『魔の山』を読み始めたが、
まだ読了していない。
この本は当分、
書棚に残ることになるだろう。


多くの方の追悼エッセイ集、
北杜夫との対談集が採録されている。
特に辻邦生、
遠藤周作の名が懐かしい。
【北杜夫コレクション】として今まで余り読む機会のなかった小品が採録されている。
一部はどこかで読んだ記憶はあるが、
殆どが初めてである。
久し振りの北杜夫の文章が懐かしい。

北杜夫の娘さんの「由香」という名前はチバテツヤの『ユカとよぶ海』からとったそうだ(「愛すべき躁鬱病の叔父」齋藤章二)。
昭和50年に子供が生まれたとき、
北杜夫の名前が「トニオ・クレーゲル」に由来するように、
なにか意味ある名前にしたいと思ったことを想い出す(結局、
平凡な名前を選んだのだが)。

さようなら 我が青春の北杜夫 合掌!
北杜夫 ---追悼総特集 どくとるマンボウ文学館 (文藝別冊/KAWADE夢ムック)

その他の感想

ポケモンGO
10か月の子供用に買いました
想像以上に美味しい
ラスボス連戦が糞糞&糞
入門用と侮るなかれ
可愛いだけでなく実用的!
ラーメン好き必読の書
オリジナル肩章について
さわやかな、ジャニーズ系の歌?!
ほぼ最高
やわらか素材、とってもキュート
儒・仏・道の融合
自分が学生の時にこんな本があれば・・・
とても簡単に貼れました。
面白すぎる!!
旨いです。
輪行にはオススメしません
手離せません
より具体的な馬券へのアプローチ
高橋みち子
月曜始まりカレンダーを愛用しています。
unnokng
野心的でわかりやすい教科書
以外に収納力が。
短編小説も詩もイラストも充実度高い
HP Mini 2140用
この本一冊で
値段と中国製を考慮して
戻る