マヤコフスキーのハッピー・エンドの革命賞賛劇、革命扇動劇、階級闘争劇、コミューン祝祭劇、ミニチュア世界劇
マヤコフスキーの戯曲「ミステリヤ・ブッフ 」の初版(1918年)の小笠原豊樹訳である。
本戯曲には第二版(1921年)があり、
本新書の最後の「作者のメモ」として付けられているのは、
第二版の序文を編集部が訳したものである。
とうとう、
本シリーズの(小笠原豊樹氏による)「訳者のメモ」が消えてしまった。

「ミステリヤ・ブッフ 」はあわててよむと、
「ミステリブック」になってしまいそうだが、
探偵小説ではなく、
「ミステリヤ」(神秘)の「ブッフ」(道化)である。

特徴
マヤコフスキーがいくつの戯曲を残したのか正確にはしらないが、
一般的な感覚では「悲劇ヴラジーミル・マヤコフスキー」、
本作、
「南京虫」「風呂」の4編であろう。
その中で、
本戯曲は次のような特徴をもつ。

●ハッピー・エンドである。

●「南京虫」「風呂」のような官僚主義批判劇ではなく、
革命の熱気の残る10月革命1周年に初演となった革命賞賛、
革命扇動劇、
階級闘争劇、
コミューン祝祭劇である。
ルチャナスキーは「われわれの革命の影響下に構想された唯一の戯曲」と評した。
おそらくは、
マヤコフスキーの戯曲の中で、
もっともたくさんの観客の喝采を浴びたものだろう。

●「悲劇ヴラジーミル・マヤコフスキー」のように、
マヤコフスキー自身は登場しない。
登場人物は普通の人ではないが、
マヤコフスキー(疾走し、
巨大化し、
やたらとシャウトする)に比べると、
普通の人である。
話も一応ストーリー性があり、
わかりやすい。
読みやすい。

●堂々と、
聖書をネタ(箱舟等)にして、
笑いを取っている。

内容
●初版と第二版の異同について、
水野忠夫の「新版マヤコフスキー・ノート」は「大きな異同があるのは当然」としているが、
「基本的な「道」は変わっていない」ともしているので、
あまり気にしなくとも良いことなのだろう。

●第二版には「不潔な男」が語る「内容紹介」が「プロローグ」としてついている。
本新書には収録されていないが、
「新版マヤコフスキー・ノート」には全文翻訳引用(328から330頁)されているので、
後半を引用(一部省略)する。

●「・・第一幕/
ミステリヤ・ブッフ (マヤコフスキー叢書)

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