射・打・防！

十字架状の形のブロックごとに異なる武装を仕込んだ「巨大な暗器」とでも言ったらよいでしょうか。
30過ぎのマンガ・アニメファンなら多分ピンとくる方も多いでしょう。
某殺人牧師の手にあったあの武器を彷彿とさせる形です。


構成としては、
十字架を立てた状態で言うと
中央ブロック=グリップ
下ブロック=銃身
上ブロック=サブアーム取り付け部
左右横ブロック=サブアーム

というかんじ。
さらに銃身の先にパイルバンカーブロックを、
銃口と選択式で取り付け可能です。


銃口を選択したキャノンモードでは全長16.5cm、
パイルバンカーモードでは23cm。
銃身に伸縮ギミックがあるので各モードで最大1.5cmプラスされます。
伸びて露出する面にはフィン状モールドも刻まれていてなかなかカッコいい。


パイルバンカーはパイルが伸縮可。
今回はスプリングギミックは無し。


サブアームはブチ穴の開いたプレートの間に畳まれてあり、
伸ばせばプレートの２倍の長さのアームに。
先端部には3mm穴が開いていて、
付属のマニュピレータが接続できます。
マニュピレータは可動部は無く、
ハンドガンタイプのグリップを挟む2mm程度のスリットがあるのみ。

この先端部は3mm穴だけでなく、
回転させれば同径ジョイントの方も展開できる優れものなので、
アーム同士の連結も可能。


このプレート4枚を展開したシールドモードなんてのも紹介されてますが、
穴だらけの楯ってのもどうかと思いますんで、
アイデアの１つ程度の認識で良いかと。


箱型が基本のキットなので、
ほとんどのブロックに合わせ目が出来てしまうし、
パイルもモナカ割なのでなかなかかっこよく仕上げるには手間がかかりますが、
遊び方が多いよいキットです。


たとえばアームを展開して銃身上下にハンドガン持たせて一本でトライパニッシャー(笑)とか、
２個買いすれば銃口ツインにしたり、
アーム２本連結×２で８枚フレキシブルシールドとか！

M.S.Gを揃えてる方にはオススメです。
アームがすごく楽しいですよ！0