背景の緻密な表現と日差しの印影が素晴らしい。

中二の息子にせがまれて６１歳の父親は映画館に足を運んだのさ。
実は新海作品、
レンタルでは全て観ており、
その映像表現には魅せられていた。
登場するキャラクターも新作毎に洗練された造形になってきて、
この作品で漸く全うな絵柄に到達したようだ。
ただ、
初回の劇場ではストーリーに些か付いて行けずに途中で居眠りをしてしまった。
そんな訳であやふやな部分は後で息子に尋ねる始末、
それでも頑固ジジイは完全には飲み込めなかった。
さてBlu-rayを購入！親子三人でリビング・ロードショウだ。
息子は些細な発言にも映画を庇って制止の態度を通していた。
今度は理解した。
妻も食い入る様に観ていたようだ。
それでも私は思う、
これはそんなに素晴らしい内容の映画なのだろうか？心に響く普遍性は感じ取れなかった。
それでも新海監督にとっては大ブレイクの記念碑的アニメキャラ作品になったようだ。
次回作はどう出るのだろうか？