歴史好きが悦しむ、噂と真相の間
本書の著者といえば、
「王家」で物議を呼んだ大河ドラマ「平清盛」の監修の人であり、
そこを踏まえて、
冒頭の言葉は読むところ。


そう、
本書は、
史料編纂の権威が、
講談・小説・ドラマに跋扈して、
我々の歴史観を支配する俗説に敢然と挑んだものとも言える。

俗にそういいますが、
最新の史料では、
このように読めますよというやつだが、
これを辛気臭くやられると実につまらない。
結局は、
その新資料でも確証はなく、
最後は著者の解釈になってしまうからだ。


ここを踏まえ、
本書は、
著者のライトな見方を軸にして、
実に面白く史料と俗説を対比して、
噂の真相ならぬ噂と真相という虚実の間から新たな人物・事件像を描いている。
もともとが、
週刊新潮の連載記事であり、
すっと読めるのもありがたい。


そして、
個人的にツボなのは、
著者の博覧強記っぷり。
山口多聞と河内桃子が遠縁?なんてトリビアにすらならない(両方を知っている人は殆どいない)ネタを持ってくるのも、
そういう好事家こそが、
本書をしっかり味わい尽くせるとの思いからではないだろうか。

それともう一つ、
著者が俗説の彼を好きだと言い切った黒田如水について大河ドラマが俗説通りに描いたことを「予想通り」と評しつつも、
自身が史実に忠実であろうとして低視聴率に終わった「平清盛」への自虐的なほどの愛おしさを現した一文にこそ、
著者らしさが凝縮されていると思う。
著者自身も史実と俗説の間を生きているんだなぁと親近感が湧いた一幕だった。
戦国武将の明暗 (新潮新書)

その他の感想

走り出してすぐ効果がわかる
なんの不満もありません
だまされたと思って
SサイズとMサイズの違いは、首回りのサイズ
古典です。ジャズやりたかったら持ってて当然。
もう少し安ければ、Best☆
すぐに全部は使えませんが…
冷房対策に便利でした。
フィットした
アクア
小学生でもOK
5,6巻もアニメ化してください。
前半は20年を経て新鮮さを保っている
ゆったりくつろげます。
販売元の不注意
スーツカバー
石鹸の良さを見直そう
自分には少し合わなかったです。
有名な武将たちの活躍に、拍手です。
シリアルナバーがおかしい
急速充電はできません。
いいわ、コレ
印象に残りにくい曲が多かった
日本の現代美術はどこへ向かうのか
山登りに使用して快適でした。
以外と大き目
名作椅子を文庫で持ち歩ける
スパッツ美女
いい色
大量に塗りたい場合はこれ! 価格も安いので小型のGM-100と2台体制で使い分けてます
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