今絶望しかかっている人のための本
インパクトのある前書きから、
一気に読了。

「感染する」という偏見の下、

親兄弟と引き離されて療養所に隔離され続けた、
ハンセン病だった人たち。

まずその悲嘆や怒りを描くが、
筆者の書きたいことは実はそこじゃなかった。


喜怒哀楽がそろってこそ人間なのに、
メディアは「怒」と「哀」しか描かないと、

自省を込めて筆者は言う。

そして一度絶望したはずの人々のたくましさ、
強さ、
しぶとさが凄い。

死にたくなっても当たり前なのに、
それぞれ生き甲斐や喜びをつかみ取っていく。


・施設見学に来た子供たちが「孫」になり、
結婚式にまで招かれた男性。


・施設の人たちの宿泊を拒否したことで批判され、
閉鎖されたホテルの従業員を助けようとしたのは、

当の施設の人たちだった。


・「怒っても泣いても何も残らない。
残された人生、
より楽しく」。
葡萄酒に合うピザ食べて「いえ〜い」。


・施設で詩を書き続け、
賞を取り、
映画化されて吉永小百合が朗読した女性。


一番印象に残ったのは、
中国の元患者が置かれた悲惨な状況にがくぜんとし、

「俺もやれることがあった」と75歳で中国の村を歩いて、
消毒や包帯の巻き方を教え続けた男性。

人の面倒を見ているうちに自分の足がぐにゃりと曲がり、
切断しなければならなくなる。

療養所に恥を忍んで帰った。
でも「俺は精一杯やった」。
ぐっときた。


ところが、
それで終わりじゃない。

中国で出会った日本人の若者が彼の活動を引き継いだ。


筆者は中国の村のある家に彼の写真が飾られているのをみつける。

彼は散ってはいなかったのだ。


表題はハンセン病だけど、
専門知識なしですいすい読める。

いかにもメディア的なお説教もない。

そのくせ1章ごとに、
自分を振り返って「俺だってまだまだやれるんじゃないの?」と思わされる。

ハンセン病に全く興味が無くて、
かつ人生に行き詰まってる人こそ読んだ方がいいと思う。
隔離の記憶: ハンセン病といのちと希望と

その他の感想

なぜこんな出し惜しみを・・・
アニメの映画なんて、はじめてくらいですよ
注意 サイズの表記違い
値段以上の価値があります!
全然面白うない
MとSはサイズが同じ
読む人によって評価が別れるかもしれません
精度のあるはさみ
この価格でこの品質には驚きです!!!
生物システムの改変として見た進化
ピントが合わせにくい
この俳論の「切れ味」の快さ
いわゆるスコアです
にしかな 聴かせ系
対応が早い!
安物を買うより、長くこちらを使う方が結局お徳。
意気込みはわかるのですが、
Kissの内容を踏まえた増補版ではあるものの
BDを再生する度に意味不明なアップデートを求められる
商品状態が良く、価格も安く大助かり
商品の性能が悪い
おしゃれで
マック用に購入
初めてプレイする人は楽しめると思います!
ウエストが大きい
きちんと印刷されているので、容易に着ることができてよかったです。
やはりコクヨ
普通のマウスの代わりと考えてはいけません
ブランドの扱いとは思えない
普遍の原理をわかりやすく
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