個性と個体差
頼むからみんな読んでくれないですかね。
難しいところなんて殆ど無い本なんですがね。

といってもみんな忙しいし、
読まない人も多いだろうから、
まずてきとーに要約してみる。

第一次的絆(自然や母)から切り離された個人は、
自由であるが孤独であり不安である。
そこで安定や安心を求めるため、
自由を捨て、
外的な絆(民族、
国家、
体制、
多数派)に逃げ込むことになる。
このような傾向の最大にして最悪の帰結が、
20世紀のナチズムであった。
不安に抗しつつも自発的・能動的に社会との関係をとり結ぶ個人こそが、
自分の足で立つ自由な個人である。
しかし、
それは少数派だ、
といったところか。

本書は自由を貫くためには、
多数派に抗する勇気、
体制や権威に抗する「不屈の精神」が不可欠であることを教えてくれる。


思うに、
現代の日本人は、
自由から逃走しまくりなんじゃないだろうか。
そもそも幼い頃から自由から逃走する練習だけはばっちりである。
学校生活では”空気を読む”ことが至上命令である。
大人になっても働く以上組織に属し、
和を重んじなければならない。
多少和を乱せば、
良心派を自認する「立派な人」から説教をくらう。
いや、
説教してくれるような人は、
本当にいい人だ。
しかし、
いい人であるかどうかと、
その人が「自由である」かどうかは違うのだ。
自由なきところに個性はありえない。
「いや、
一人ひとりみんな個性をもっているよ」というかもしれない。
でも現在流布している社会通念から穏やかに承認してもらえるような「個性」など本当の個性といえるのか?それはせいぜい動物のもつ「個体差」程度のものだろう。
本当の個性はもっとどぎついものだし、
社会の良心からは眉ひそめられるようなものではなかろうか。
そして人間だけが個性をもつ。

フロムは別の書でこういっている。
「不屈の精神とは、
世間が〈イエス〉という答えを望んでいるときに〈ノー〉と言う能力である」(『希望の革命』p36)
ぼくらは、
勇気をだして〈ノー〉と言おう。
ぼくらは、
〈ノー〉という奴を許そう。
自由からの逃走 新版

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