気づかないまま損な選択をしないために
教育で損をしないために必読の書。


これまで教育問題では、

○先生が悪い
○親(モンスターペアレント)が悪い
などと、
特定の「悪者」が標的とされてきた。


本書は、
それを乗り越えようと試みる。

「特定の誰かが悪い」という指摘ではない。

私たちの教育への期待が、
思わぬところで教育を荒廃させてしまっている。

解決への第一歩は、
私たちがそのコトを知り、
賢くなることだろう。


「良かれ」と思ってやったことが、
大きな損害となるとすれば、
私たちはその選択をするだろうか。


例えば、
私たちは「赤信号で進むと事故に遭いやすい」と知っているから、
赤信号では進まない。

しかし、
教育においては、
「赤信号」が明確になっていない。

本書は、
私たちが見落としがちな「教育の赤信号」を指摘している。


筆者の示す「証拠」は、
確実な損失を明らかにしている。


そうした損失は、
私たち全員にとっての損失につながる。


例えば
1/2成人式では、
9割の家庭にとっての感動的な式を実現するために、
1割の家庭が苦痛を覚えている。

これは、
1割の家庭にとって損失となるだけではない。


9割の家庭は、
「1割の苦痛を見過ごして感動していればよい」
という学びを得た結果、
「思いやり」を学び損ねてしまう。


つまり、
「他者の痛みに無関心であってよい」と学ぶのである。

マザーテレサによれば「愛の反対は無関心」である。

私たちは、
学校行事によって「愛の反対」を学んでいることになる。

私たちは、
お互いの苦しみに無関心な社会で、
安心して生きられるだろうか。

これは、
私たち全員にとっての損失である。


また、

1/2成人式や組体操は、
教員―保護者の願いが一致したことで、
教育から逸脱し、
ショーと化している。

○教員の願いは、
見栄えのよい取り組みを見せ、
保護者の信頼を得ること。

○保護者の願いは、
わが子の活躍が見られること。
教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」 (光文社新書)

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