最も簡潔なベイズ統計入門書
私は、
丁度『異端の統計学ベイズ』の書評(中島隆信慶大教授 2013/12/15読売新聞)を読み、
この本を発見した。
基本図柄がカラーで、
非常に読みやすく構成されていて、
講談社ブルーバックスよりも少し値段が高めではあるが、
読みやすく面白い本である。


著者らはこの他にもベイズ統計に関する書籍(『道具としてのベイズ統計』、
『Excelでスッキリわかるベイズ統計入門』、
『史上最強図解 これならわかる!ベイズ統計学』など)を書いておられ、
専門書はどうも重いなという読者に向けている。


この本の内容構成は、
まず簡単な導入に始まり、
4つの確率理論(加法・乗法定理、
条件付き確率、
同時確率)を説明してくれた後に、
ベイズ確率とその応用例と続いている(目次は別途確認のこと)。
具体例も多く、
そのどれもが現実社会にありそうな問題への接近であり、
なるほどこんなことも考えられるのかという内容ばかりである。
一部には以前NHK「ためしてガッテン」で放映していた「数字トリック見破り術」(2011/7/6)でも紹介されていた「モンティ・ホール」、
「マンモグラフィー(この本ではマンモグラフィーとは書いていませんが)」の問題も紹介されています。


基本、
中学校で学んだ確率や期待値の知識があれば(なくても読めますが)、
気軽に読めます。
「論理的思考」「ロジカル・シンキング」などと名の打ったセルフヘルプ、
ビジネス書籍もいいですが、
論理的に問題理解と解決を図りたいと考えている学生、
社会人には手に取って損はない本だと思います。
また、
これまで統計・確率を勉強してきた人でも十分楽しめます。


近年ビッグデータの影響で統計本が少しブームですが、
「ワシ理系や」「ボク文系ですねん」「数学ダメですから」なんてくだらない自己仕分けにとらわれずに、
少しでも関心のある方ならどなたでも読んでいただけるでしょう。
統計本どれから読もうかなと考えている人には、
これをまずお勧めします。
時間があれば、
この本に載っている例題を紙と鉛筆、
またはExcelで計算してみるのもよいかもしれません(そうしないとすぐに忘れる)。
この本を橋掛かりに、
さらに上級書へ進むこともできるし、
社会現象の見方も少し変わるかもしれないでしょう。
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図解・ベイズ統計「超」入門 あいまいなデータから未来を予測する技術 (サイエンス・アイ新書)

その他の感想

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美味しいです!!!
★品物は満足
大喜びでした。
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