大竹先生達の努力でこの20年でこんなに使えるようになった経済学
伝統的なミクロ経済学やマクロ経済学、
マルクス経済学の主要なトピックには直接にはほとんど触れられていないが、
だからといって説明責任を逃れている訳ではなく、
直接触れられていないからといってそれらの知見が無駄であった訳ではもちろんない。
伝統的な経済学から最新の経済学に至るまで、
全てのトピックについて正確に理解しておられるからこそ、
このように「使える」というタイトルに忠実に伝統的なトピックに大胆に触れないままに書けるのである。
理解の浅い巷の多くの経済学者が書き、
大学の授業の教科書としてのみ需要されては毎年処分されている、
あれがない、
という批判を交わすことばかりを考えてとりあえず触れることばかりを繰り返している、
例のごった煮の経済原論なる教科書達がどれだけ読むに耐えないものかを思い起こせば、
大竹先生が取った執筆方針がいかに正しいかを即座に納得することができる。
のみならず基音を聞き取る力のある者が耳を澄ませば、
この本のどのトピックにもきちんと、
底流に伝統的な経済学のトピックの基音が鳴っているのを聞くことさえできる。


振り返れば90年頃には、
「バブル」さえ、
経済学者の間では、
まともな経済学用語として扱うのが露骨に躊躇われていて、
いかに市井でこの語に言及されようと、
また、
何度なぜこんなことになっているのか説明を求められていようと、
大竹先生を重要な例外とする多くの経済学者が、
このように俗な言葉は一時のそれこそ泡沫事象に過ぎず、
結局扱わないのが最も賢明であったと歴史が証明するに違いないと信じ、
その審判の日をじっと待つ姿勢でいたのを、
私ははっきりと覚えている。
なぜ覚えているかと言えば、
私も当時その説明を求めていたからであり、
説明をいただけない担保に、
その彼らの姿勢だけをしかと目に焼き付けることにして、
「その場を去った」からである。
こんなに使える経済学―肥満から出世まで (ちくま新書)

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